FLEXISPOTの電動昇降デスクを組み立てるのは今回で5回目だ。
2020年6月にE7を初めて組み立てる→その後E3→E8→E150→E7Q-Odin…と個人で5回組み立てているのはかなり珍しい方ではないだろうか。
そしてブロガーの性ともいえるが、組み立てるたびにもっと楽な方法はないのか?と常に模索してきた。
5回組んでみて、とうとう最適解だと思う方法にたどり着いたのでシェアさせてくれ。
2023年12月|5回目の組み立てにより、やり方、使った工具などを大幅アップデートしている
当記事の組み立て方を実践すると…
- 非力な方でも一人で組み立て可能
- 何度でもバラせる組み立て方
- デスクを移動できるようになる
- 天板と脚部を繋ぐネジの緩みを防ぐ
この方法であれば、電動昇降デスク最大の障壁”50kg近い本体をひっくり返す“のも楽になり、一人で組み立てられるはずだ。
また鬼目ナットを使った組立方法なので、引っ越しの際や売却時にバラして、もう一度組み立て可能。
ただし、別途工具を用意する必要と工程が増えるのはご了承いただきたい。
どうしても予算を割きたくない方は、付属の説明書通りに組み立てればOK。
今回の組立方法が使えるモデル
- EF1|EJ2|E7|E7 Pro|E7H|E8
※.モデルにより多少違いあり
参考になるモデル
E7L|E9|E9 Pro
使えないモデル
- EG1|EG8|Q8|ED1B|E7Q-Odin
SANODESK E150|QS1|QS2L
目次
FLEXISPOTデスク組み立てと天板の穴あけに必要なもの
①10,000Pa以上のハンディ掃除機 |
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ー用途ー 穴あけによる木くずの掃除用 |
使い所と理由をみる
天板の穴あけ作業は、想像しているよりかなり木くずが出る。
パワーの弱いハンディ掃除機(安物の車用など)だとストレスになるので、最低でも10,000Paくらいは欲しい。
②10.8V以上の電動ドリルドライバー |
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ー用途ー 下穴・鬼目ナット・ネジ止めに使用 |
使い方と注意点をみる
締め付ける強さ=トルクの単位は「N・m」と表すが、片手で使うような3.6V小型ドリルの場合、10N・m以下のため、天板に穴をあけるにはパワーが足りない。
小型ドリルの主な用途は”ネジ締め“に使うものだ。
③の下穴ドリル
⑦.⑧の六角ビット
については、電動ドライバーとセット販売の商品もある。
でもこういうのってよく知らないブランドなんだけど、大丈夫なの?
予算を抑えたい、普段DIYはせずデスクの組み立てにしか使わないならアリかな?
今後も作業用にちゃんとした道具を持っておきたいなら、京セラかマキタがおすすめだよ
ちなみに俺のは、京セラに買収される前のRYOBIのだけど、7〜8年前にホームセンターで10,000円くらい?で購入したヤツ。
電池パックは一回も交換してないし、いまだ現役だから、ちゃんとした道具はなんだかんだコスパ良いよ。
③3mm下穴用ドリルビット |
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ー用途ー 天板裏に下穴をあけるもの |
④8mm木工用ドリル |
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ー用途ー 鬼目ナットの下穴用 |
⑤マスキングテープ |
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ー用途ー 天板を貫かないための目印に使う |
使い方をみる
天板に下穴をあける際、ドリルの周囲に一巻きしておくと、貫き防止の目印になる。
※.下穴は天板厚みの半分くらいの深さでOK。
⑥4mm六角レンチ |
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ー用途ー M5六角穴付きボルトの増し締め用 |
⑦4mm六角ビット |
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ー用途ー M5六角穴付きボルトの仮締め用 |
使い所をみる
天板とデスク脚部の固定に使うM5六角穴付きボルトの仮締め用。
六角レンチですべて手締め作業もできなくはないが、小型ドライバーと組み合わせて電動で締めていったほうが断然速い。
⑧5mm六角ビット |
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ー用途ー 鬼目ナットの増し締め用 |
使い所をみる
M5鬼目ナットを天板に埋め込むときに使用。
こちらは、手締めだと曲がってしまう可能性があるため、電動で一気に締めたほうが良い。
⑨M5×13mm鬼目ナット×12本 |
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ー用途ー ネジ穴の強化と再利用効果 |
使い方と役割
鬼目ナットを横から見たイメージ。
埋め込んだナットの中にボルトをとめるため、何度でも取り外しできる。
これにより、引っ越しや売却時もデスクをバラしてもう一度組み立て直すことが可能だ。
デスク組み立ての中でいちばん重要な部分だよ
“12本必要“だから数を間違えないでね
⑩M5×20mm六角穴付ボルト×12本 |
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ー用途ー 鬼目ナットの中にとめる デスクと天板の固定用 |
⑪電動ボールグリップドライバー |
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ー用途ー 電動ドリルドライバーが入らない箇所の仮締め用 |
⑫エアージャッキ |
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ー用途ー 組み立て後デスクを起こす時に大活躍 |
使い方と特性をみる
エアージャッキを天板下に差し込めば、床との間にスペースを作ることが可能だ。
指さえかかれば、テコの原理で簡単にひっくり返すことができる。
⑬ケーブルバンド |
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ー用途ー 余った配線をまとめる |
使い所をみる
電源やコントローラーのケーブルをまとめるのに使用。
そのほかの配線整理でもなにかと活躍するので、持っておいて損はない。
シリコンやゴム素材のものもあるけど、結局マジックテープタイプが一番汎用性高いよ
⑭14mm薄型スパナ |
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ー用途ー 社外品キャスターの取り付け |
使い所をみる
キャスターは社外品の方がサイズや色も選べる上、頑強なので、そちらを推奨している。
純正キャスターは、専用スパナも付属してくるため不要。
⑮キャスター |
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ー用途ー デスクを移動できるようにする |
選び方やメリットをみる
社外品は純正よりも小さいサイズを選択できるため、デスクの高さを押さえる事も可能。
また高さが気になる方は、敷くタイプのすべり剤カグスベールという選択肢もある。
配線整理やモニターアーム追加など、デスク裏側に回り込む時にデスクを自由に動かせるのが最大のメリット。
電動昇降デスクは大体50kg以上あるため、キャスターがないと気軽に動かせないし、無理やり動かせば床を傷つけてしまう。
実はキャスターって奥が深いから、必ず以下のレビューを読んで自分の環境に合う物を選んでね
⑯強力マグネットシート |
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ー用途ー 昇降用リモコンの取り付けに使用 |
使い方とメリットをみる
通常、昇降リモコンは天板裏にネジ止めする仕様だ。
FLEXISPOT公式天板であれば、リモコン用のネジ穴も最初からあいている。
ただ規定の位置に取り付けると、天板よりコントローラーが前に出てしまう。
最新モデルのほとんどはタッチパネル式のため、少し触れるたび誤動作を起こす…。
マグネットに取り付ければ、前後に移動できるし向きも変えられる。
ちなみにリモコンは非常に軽いので、落ちてくるようなことはない。
最初からカットされてるタイプや謎メーカーの磁力が弱いやつと間違えないように
⑰スチールプレート35×45mm |
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ー用途ー 昇降用リモコンをマグネット対応させる |
使い方をみる
リモコン上部奥行が4cm弱なので、このサイズがベスト。
⑱M6フランジ付きボタンボルト×4本 |
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ー用途ー 付属のケーブルカバーに高さを出す ※.EJ2/E7/E7 Pro/E8のみ使用 |
使い方をみる
ケーブルカバーをとめるボルトの代替えに使う。
バーとの間に余裕がないと、ケーブルをしまう度にカバーを外す必要がある。
ちなみに”M6用の六角レンチ“は付属してるから、買い足さなくて大丈夫よ
ケーブルカバーはボルトの”頭部”で支えるため、長さを調整すれば、その分だけ位置を下げれる。
指が入るくらいスペースを開けておくと、隙間からケーブルをぶっ込めるので非常にラク。
俺は30mmを購入したけど、長い分には問題なし
4本使用するよ
FLEXISPOTデスクの開封
まずは脚部の一部を組み立てていくので、天板は邪魔にならないところへ置いておこう。
※.上記はE8モデルだが、製品により多少数値は前後する。
横幅 | 114.5cm |
奥行 | 25cm |
高さ | 20.5cm |
重量 | 36kg |
重量は36kgあるため、キツそうなら玄関である程度バラしてから運ぼう。
FLEXISPOTオリジナルの組み立て手順
FLEXISPOT E8付属品の名称
- サポートプレート
- ケーブルカバー
- 脚
- 昇降支柱
- ビーム
- 電源コード
- リモコン
- ボルト類
- カタログ
- 取扱説明書
付属品がきちんと揃っているか必ず確認しよう。
STEP
天板に下穴をあける
※.FLEXISPOT天板を使用する方はSTEP4へ
STEP
脚にキャスターを取り付ける
※.キャスターを取り付けない方はSTEP9へ
STEP
天板裏にマウント類を取り付ける
※.取り付けるものがなければSTEP11へ
STEP
デスクをひっくり返す
使用するもの
エアージャッキ
→Amazon|→Rakuten|→Yahoo!
この順番でひっくり返していく。
かなり場所を取るので、部屋のスペースに余裕を持たせておくこと。
特に②の状態になってから移動させることは難しいため注意。
STEP
デスク完成
これが現状思いつく、FLEXISPOTデスク組み立て方の最適解である
よくある質問
下穴は必須なの?
やり方によって必須ではない
錐(キリ)で傷をつけたり、先の細いペンなどで印をつけてもOK
ただし電動ドライバーを使い慣れていない方は、練習も含め下穴を開ける方法を推奨する
鬼目ナットの選び方は?
- 規格:M4〜M5
※.解説で使ったのはM5
- 長さ
天板の厚み20mm以下:10〜15mm
天板の厚み25mm以下:15mm
天板の厚み30mm以上:20mm
- ツバ:あり推奨
※.陥没防止効果
- 色:取り付け後は見えないため好きなものでOK
- 本数:12本
鬼目ナットの位置を事前に測定できる?
できない。
特性上、1mmでもズレるとうまく締めることが困難なため、必ず「天板」と「脚部」それぞれを合わせてから下穴位置を決めること
脚部に関しても、ミリ単位の差異は必ずあるため、実機を合わせてみないと正確な位置は分からない。
天板固定用ボルトの選び方は?
- 呼び径:M4〜M5
※.解説で使ったのはM5
- 頭部:六角
- 形状
→六角穴付きボルト
※.ネジを目立たせたくなければ
→超低頭ボルトという選択肢もあり
- 長さ:15〜25mm
※鬼目ナット以上、天板の厚みより-5mm
例:25mm天板ならボルトは20mmまで
- カラー
薄い色の天板→シルバー
濃い色の天板→ブラック
ネジでも遊びたい→チタン
自作天板の脚部取り付け位置は?
横の位置
天板左右10cmずつ開けておくとクランプ類も取り付けできるのでおすすめ
※左右に10cm余白を作れるのは140cm以上の天板に限る
奥行の位置
基本は真ん中でOK
※ビーム手前側に引き出しなどを取り付ける場合、脚部を奥側にすることで飛び出さないよう調整することも可能
電動昇降デスクと合わせて買いたいアイテム集
フローリングの守護神ジョイントマット
デザイン性抜群の美しいケーブルトレー
天板下に取り付けられる引き出し
天板上をスッキリさせるキーボードトレー
その他デスク周りの買い物まとめ
結論:電動昇降デスクの組み立ては説明書通りにやらないのがコツ
以上がFLEXISPOTデスクの組み立て方の最適解を模索した結果だ。
俺は本来めっちゃくちゃ不器用なので、この方法にたどり着くまで4回も組み立てる羽目になった…。
でもこの方法なら、非力な方でも一人で組み立てられると思うし、引っ越し対策もバッチリだし、完成後のデスクも移動できるしで、いたれりつくせりではないだろうか。
これからFLEXISPOTデスクを組み立てる方の参考になれば幸いだ。
→組み立てに必要な工具をみる
今回の組み立て方を使えるモデル
- EF1|EJ2|E7|E7 Pro|E7H|E8
※.モデルにより多少違いあり
参考になるモデル
E7L|E9|E9 Pro
使えないモデル
- EG1|EG8|Q8|ED1B
SANODESK E150|QS1|QS2L
コメント
コメント一覧 (16件)
初めまして。今まさにFlexispot E7 Proを組立中です。
私にとって目から鱗の情報がたくさんありとても感謝しています。
1.天板の固定方法に鬼目ナットを使用すること。
これなら脚組立後、天地返しで天板を乗せた後
下から電動ドライバーで固定可能であり、引っ越し時にバラシて運搬も容易だし
天板が長い人は特に引っ越し時に恩恵がわかる。
(私は2021年7月に長さ1200mmのデスクが
マンションの玄関に入らずバラシた。)
2.キャスターは買ってはみたものの天板取付後に天地返しすると
キャスターに全荷重がかかり破壊、変形の可能性があるので
天地返し後に脚を持ち上げて取り付けるつもりだった。
現状の悩みとして、天板横から内側へ何mm入れて鬼目ナットを設置するか思案中・・・
前後は真ん中にする予定(天板W=1800、D=800、t=25)
フォアのクロス様
お役に立てたようで何よりです。
私もこれから組み立てるなら、鬼目ナットとキャスターは電動昇降デスクにマストだな〜と実感しております。
特にキャスターの恩恵は凄まじく、配線の入れ替え等で、デスク裏側に入る際、非常に重宝します。
おぉ結構大きい天板購入されましたね。
私のおすすめは「左右10cmずつ空けた位置」です。
180cmの天板であれば「160cmまでビームを伸ばす」感じですね。
10cmずつ空けておけば、天板左右にクランプ類(マイク、カメラ、ライト用アームなど)を設置する際も困ることはないかと思います。
以上参考になれば幸いです。
はじめまして。
現在、Flexispot E7を購入し、天板を別途購入予定の者です。
別売り天板での組み立て方を調べる中で、こちらのサイトを拝見しました。
現状、天板購入時に鬼目ナットの加工も依頼しようと考えており、その際の位置指定に関し、ご助言を頂ければ幸いです。
多くのサイトではDIYで鬼目ナットを装着する際、その大半が天板にビーム等を合わせて穴の位置を決めております。私のように上記の合わせる作業をせず、位置だけを指定する場合はどのように考えればよろしいでしょうか。
ちなみに、奇抜なことは全く考えておらず、天板のど真ん中に配置する予定です。ただ、2人横並びでの使用を想定しているため、天板サイズを限度目一杯の2100mm×800mm×30mm(25mmでも問題なさそうであれば、その点もご教示ください)で考えておりますので、この点も考慮に入れていただけますと助かります。
非常にお手数をおかけいたしますが、穴の位置として「横の端から○○mm、縦の端から○○mmの位置に必要な穴が来ると想定される」と言ったご回答がいただけますと大変嬉しいです。
ご対応よろしくお願いいたします。
もも様へ
はじめまして。
おぉ鬼目ナットに対応した天板依頼は便利ですね。
ただ鬼目ナットは1〜2mmズレるだけで、無意味なものになってしまいますから、サイズ別による事前の位置決めは分かりかねます。
FLEXISPOTの脚部にしても、商品ごとに全く差異がないとは言い切れないため、やはり実物を合わせながら埋め込むのが最適です。
天板の厚みに関しては、30mmを選択できるのでしたらそのままでよろしいかと思います。
厚み=強度ですから、様々なクランプ類を挟みやすい4cm以内であれば、基本は厚くしておいたほうが良いですね。
また以前の方にもコメントでお答えしましたが「天板左右10cmずつあけた位置」にサポートプレートを合わせると、左右にクランプ類を挟むスペースを残せるのでおすすめです。
210cmでしたら、サポートプレートを取り付けた横幅が190cmになるように合わせてみて下さい。
分かる範囲のアドバイスは以上となります。
お力になれず申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
詳しい解説、本当にありがとうございます!
説明書を読んだり、こちらのブログを何度か上から下まで読んだのですが、疑問点があります。
・STEP3の3mm下穴ドリルでビーム中央4箇所に下穴ドリルで穴を開ける
→こちらは何mm穴を開けているのでしょうか?
・STEP4の6mmドリルで全12箇所に穴を開ける
→こちらは鬼目ナット(10mm)の大きさ分開けるのでしょうか?
鬼目ナットとネジの仕組みがよくわからず、大変申し訳ありません。
お忙しいとは思いますが、ご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
もふ様
結論後に補足含め、改めて仕組みを解説致します。
A.3mmのドリルビットで、まず「下穴」を開けます。
その後「鬼目ナットを埋め込むための穴」を6mmドリルビットで開けてください。
このmmとは、ドリルの幅(径)を表しています。
A.いいえ、違います。
鬼目ナットの10mmとは「幅(径)」ではなく「長さ」の値です。
鬼目ナットは、規格によりサイズが決まっているため、本記事で紹介している「M4」であれば、6mmドリルを使います。
補足の解説
ビーム中央4箇所は、乗せる天板の横幅により位置が変わるため、下穴含め自分で開ける必要があります。
FLEXISPOTの脚部は、もともと天板との間にゴムパッキンが挟んであります。
ゴムの穴経が5mmなので、下穴用ドリルは3mmくらいでないとゴムに干渉してしまうのです。
鬼目ナットは、木製の天板に金属製のネジ穴を取り付けるイメージです。
絶対に外さないなら直ネジでも良いのですが、例えば引っ越しする際などに一度でも分解してしまうと(木×金属)のためネジが緩まります。
そのため当記事では、臨機応変に対応できるよう鬼目ナットで(金属×金属)にし、何度もバラせるよう改造しています。
※自作天板の場合、左右の穴も下穴から開ける必要があります。
こんなところでしょうか?
また何かありましたら、お気軽にコメント下さい。
よろしくお願いします。
お忙しい中、詳しい解説をしていただきありがとうございます!
再度質問よろしいでしょうか。私の質問表現が下手で大変申し訳ありません。
▶︎▶︎今回、3mmの下穴や6mmの穴あけの時にどれくらいの深さで穴を開けてあげればいいのかわからなくなりました。
以下質問です。
・STEP3の3mm下穴ドリルでビーム中央4箇所に下穴ドリルで穴を開ける
A.3mmのドリルビットで、まず「下穴」を開けます。
その後「鬼目ナットを埋め込むための穴」を6mmドリルビットで開けてください。
このmmとは、ドリルの幅(径)を表しています。
▶︎▶︎調べたところ、購入した鬼目ナットにどれくらいの深さで穴を開けてください等の記載があることを知ったのですが、指定の深さで穴を開けているのでしょうか?
私が調べる前の知識は、例えばM4×10mm鬼目ナット下穴・本番の穴あけ共に1cmの深さの穴あけをすると思っていました。
・STEP4の6mmドリルで全12箇所に穴を開ける
▶︎▶︎こちらも別途発注した天板を使うため、全て6mmドリルを使う前に、下穴を開ける必要があるということで合っていますか?
見当違いな質問をしてしまっていたら、大変申し訳ありません。
お手隙の際にご返信いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
もふ様
なるほど、こちらこそ質問の意図を汲み取れず申し訳ないです。
質問①
→3mm下穴の深さは?
A.1cm(鬼目ナットと同じ長さ)開けてください。
質問②
→6mm鬼目ナット用の穴の深さは?
A.乗せる天板の厚みが2cm以上、使用するボルトは当記事で紹介している18mmであれば、1.5cmほど開けて下さい。
鬼目ナットの長さが10mmに対し、当記事で紹介している「六角穴付きボルト」は18mmありますが、3mmくらいであれば、電動ドライバーでも手締めでもそのまま最後までイケます。
質問③
→別途発注した天板を使うため、全て6mmドリルを使う前に、下穴を開ける必要があるのか?
A.やり方によって下穴は必須ではありません。
6mm穴を開ける位置さえわかれば良いので、例えば錐(キリ)で傷をつけたり、先の細いペンなどで印をつけるのもアリですよ。
当記事では、DIY初心者の方向けに電動ドライバーの練習も兼ねて、下穴を開ける方法を推奨しております。
あと返信しながら思いついたのですが
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①「ビームとサポートプレート」を先に組み立てる
↓
②天板裏面に乗せて、下穴(3mm)位置を決めて穴あけ
↓
③ビームとサポートプレートをどかして、6mm(鬼目ナット用)穴あけ
↓
④鬼目ナットを埋め込む
↓
⑤ビームとサポートプレートを乗せて、18mmネジで本締め(12箇所)
↓
⑥最後に「昇降支柱」の位置をうまいこと調整して、その上に「天板+ビームとサポートプレートセット」を乗せる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
でもイケそうな気がしましたが、どうでしょう?
補足として、6mmで開けた穴より鬼目ナットの方が幅(径)が広いため、埋め込んでしまえばギザギザ部分の返しにより、基本抜けない構造になっています。
ですので、ナットの長さ=10mmを超える部分に関しては、おまけ程度に考えて大丈夫ですよ。
雑に言ってしまえば、天板さえ貫かなければ、下穴は適当でもOKということになります。
ご質問の答えになりましたでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ご丁寧に返信いただき、ありがとうございます!
下穴や穴あけの深さについて、詳しく知ることができました!
新しい手順にすれば、1番大変な天板とビームとサポートプレートのネジ留めが楽になりますね!
そちらの方法で取り付けてみます。
ご対応本当にありがとうございます!
はじめまして。デスク購入に向けて色々と勉強させていただいております。以前似たような質問をされている方もおられましたが、脚の取り付け位置についてです。天板のサイドから100mmの位置がおすすめとのことでしたが、穴の位置の中心がサイドから100mmということでしょうか?それとも金属部分の端までが100mmということでしょうか?細かい内容で申し訳ないです。また、仮に足の位置をもっと外側にしたり内側にしたりすることは可能なのでしょうか?デスク設置箇所の床に吸気口がついておりそれを避けて設置できることがわかれば購入しようと思っているのでアドバイスいただけると嬉しいです。
yaz様
写真を載せたほうが分かりやすかったですね。
以下の画像を参照ください。
購入する脚部(モデル)によりますが、基本的に120〜210cm以内の天板であれば、取り付け位置は自由に決められます。
ただし、左右に10cm余白を作れるのは140cm以上の天板に限ります。
またFLEXISPOT製の天板はあらかじめ左右に穴が開いた状態で届きますが、自分で新たに穴を開ければ調整可能です。
必ずしも左右対称にする必要はなく、例えば、吸気口側だけ手前にずらしたり、外側にすることもできるため、設置箇所は気にしなくても大丈夫ですよ。
ご不安は解消されましたでしょうか?
よろしくお願いいたします。
パーフェクトな解説ありがとうございます。疑問点が見事に解決しました。ちなみに天板は自分で準備する予定です。天板に固定するのはモニターアームとマイクスタンド、デスクライトくらいなので基本的には背面で足りそうです。サイドについても吸気口側は少し内側にずらして吸気口を避け、反対側は100mm程度の位置に設置しようと思います。天板に固定したいものが今後出てくるかもしれないので、こんな感じで考えてます。あとはいつどこで買うか迷いどころですね。やっぱりAmazonのセール価格がお得でしょうか?
yaz様
お役に立てて何よりです。
なるほど、それくらいのシンプル環境なら、EF1が一番安いですが…
→Amazon|28,600円
→楽天|29,000円→ポイント還元率10倍
→Yahoo!|29,000円→3,000円OFFクーポン配布中&明日ならポイント還元率12〜15倍にアップ
こちらはシングルモーターのため、耐久年数に懸念が残ります。
もしご用意する天板の幅が180cm以内であれば、Sanodesk EC5(2/24までAmazonならクーポン使って30,800円)はデュアルモーターかつ、コントローラーにUSB端子付きのため、おすすめですよ。
※1.Sanodeskは公式サイトから購入不可です
※2.商品名はSanodeskになっていますが、FLEXISPOTの商品です。
180cm以上であれば、明日日曜にYahoo!でE7(51,700円→4,000円OFFクーポン&ポイント還元率12〜15倍)を購入するのが良いかと思います。
もう少し待てるのであれば、3月(おそらく前半)は楽天スーパーセール時期のため、20〜25%OFFを期待できます。
また毎月11日=3月11日であれば、公式サイトは全商品11%OFFで購入できますよ。
以上、参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答いただいたのに返信が遅れて申し訳ありません。使用用途、私の体格等から考えるとEF1が良さそうだという結論に至りました。やはり耐久性の面が未知数ですが、自分自身が使っていく中で検証してみようと思います。デスオさんの記事から得た情報の中で、ダブルモーターの機種だと脚の奥行きがシングルモーターの機種と比べて大きくなりすぎて少し脚がはみ出てしまうというのは、私にとってはデメリットの1つだと気付きました。(単板の奥行きは60cmの予定)。購入先についての情報もありがとうございます。早く手に入れたい気持ちはありますが、かなり急いでいるわけではないため、3月までには購入するというスタンスでセール情報を追いたいと思います。
初めまして、天板の厚み18mmで購入してしまいました。その際に必要な物については天板の厚み20mm以下の人はこちらをと記載されている物を用意すれば大丈夫でしょうか。
DIY初心者の為アバウトな質問になってしまい申し訳ございません。ご教授頂けますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
(EF1 脚を購入予定です)
なまけもの様
初めまして。
天板の厚み18mmですと、「鬼目ナットM5×10mm」、「六角穴付きボルトM5×12mm」あたりがおすすめです。
上記はAmazonリンクですがご参考まで。
他にわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
よろしくお願いします。
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