2020年にあらかたデスク環境を整えたため、もういいかなと思っていたのだが、人間とはなんと欲深き者よ。
なんだかんだ2021年もあれやこれやと買い足し、一年前とはまったく別の環境下になってしまった。
とういうわけで、今年もやらせていただこう。
2021年買ってよかったデスク周り編〜〜〜。
まだ個別レビューできていないものが多いが、気になるアイテムがあれば幸いだ。
目次
2021年デスク周り買ってよかったものランキングベスト10
第1位:キーボード
HHKB Type-S 無刻印/墨(英語配列)
まずはキーボードの王様、HHKBが堂々の第一位
ブラインドタッチ×無刻印×USの心地よさは何ものにも代え難い。
え?なんで見なくても打てるのかって?
そりゃあ練習したからさ。
ただし俺の場合、目的が逆だった。
普通のブラインドタッチを習得したかったのではなく、HHKB無刻印で作業したいから独自のブラインドタッチを脳裏に叩き込んだのである。
そのため、まずは刻印ありの白を購入して、ひたすら練習。
その過程で無刻印の白キーキャップを追加して、マジックで手書きした。
それから満を持して、墨/無刻印モデル
いやいやいや、カッコ良すぎんか?特にブラックデスク環境との相性たるや推して知るべし。
もうね、テキスト入力とコーディングに関しては、これ以上最高のキーボードないわ。
おかげでキーボード沼に足を踏み入れたくなくて済みそうだし、あれやこれやと一喜一憂する必要もない。
もちろん見た目だけでなく、静電容量無接点方式の打鍵感は素晴らしく、ハマれば病みつきになるはずだ。
というか俺はHHKBと心中するつもりでいる。
手元に届く前は「キーボードに3万以上とかバカだろっ」なんて思っていたけど、使いこなせば「これで仕事してる俺ってイケてるぜ〜」と厨二全開の自己陶酔にも浸れるから、悩む時間が消えたと思えば最強のデスク投資になった。
ただし、どちらかと言えばじゃじゃ馬仕様(特にUS配列は)であるため、合わない(合わせる気がない)方にとっては費用対効果は最悪となるだろう。
また数字のみのデータ入力や動画編集がメインであれば、HHKBをわざわざ選ぶメリットは少ない。
最近出たLogicoolの「MX KEYS mini 」やMacユーザーであれば純正キーボードで十分だと思われる。
そもそもキーボードは連続した数字入力に弱い。、
そこを見事にカバーしてくれるのが、昨年購入した左手デバイス「STREAM DECK XL」である。
この二刀流であれば、数字入力はもちろんのこと、アプリ別によるショートカットも可視化できるのだ。
以上のように、仕事内容によってはQOJを向上させる可能性を秘めているため、価格の障壁を超えられるなら人生で一度は試してみてほしい商品である。
リセールバリューも非常に高いため、合わなきゃメルカリで売ってしまえば、わずか数千円でお試しできるぞ。
というわけで、HHKBのキーボードが第一位。
※そのうちちゃんとしたレビューを書く
デスオ
慣れるまでちょいと時間かかるけど、使いこなせれば最高の相棒になるぜ
第2位:弘形工芸オーダーメイド天板
漆黒の指紋レスオーダー天板が第二位
横幅:170×奥行:75×厚み:4cm
まぁ見ての通り、ただの天板なのだが、フルオーダーというのがミソ。
2020年はこんな感じのデスク環境だったから天板は140cmもあれば十分だった。
しかし2021年は、トリプル環境にするべく、天板探しの旅に出た。
既製品ではなかなか満足する物がなく、行き着いた先がオーダー天板だ。
価格は9万超えで、決して安くはないが個人的には大満足の品になった。
オーダー天板の強みは、ある程度自由に加工を依頼できること。
上記は天板後ろ側面を切り抜いてもらい、モニターアームなどのクランプ類を挟んでも背面に凹凸ができないようにした。
デスオ
動画再生時間:38秒
→Googleの口コミを見る
第3位:リカバリーサンダル
HOKA ONE ONE ORA RECOVERY SLIDE
第三位は、ホカオネオネのリカバリーサンダル
これも在宅作業において、なくてはならない必需品となった。
リカバリーサンダルとは、足の回復を目的とし、極力負荷を抑えてくれるサンダルだ。
最大の特徴は、この厚底。
それでいて、適度なクッション性で柔すぎないのがGood。
以前は、素足にスタンディングマットを敷いていたのだが、床掃除のたびに移動させるのが面倒になってきた。
デスオ
その点、サンダルであれば履いたまま移動できるから超ラク
デザインは「スリッポン、スライド、トング」と3種展開されている。
室内履きなら「スライド」一択。
リカバリーサンダルなるものを今年始めて購入したが、スタンディングデスク作業と相性良すぎて、デスクワーカーのために作られた商品なのでは?と思ってしまった。
履き心地もよく、その辺に売っているスリッパとはまったく別物であると実感している。
ただし、価格は8,000円台とお高め。
それでも現在フットレストやスタンディングマットを敷いている方なら、利便性向上アイテムになるかもしれないぞ。
デスオ
これが3位?と思われたかもしれないが、マジで快適なんよ
第4位:ゲーミングチェア
Bauhutte G-530
第四位はBauhutteのゲーミングチェア
俺は163cmしかないため、自分に合ったイス選びは非常に難儀する。
本当はカッチョええオフィスチェアにしたいところだったが、まぁどのメーカーも座面高が合わない。
そんなチビっ子を救うべく登場したのが、BauhutteのG-530だ。
国内ゲーミング家具メーカーを謳っているだけあって、日本人向けに作られた商品が多い。
ご覧の通り、座面の一番奥に腰掛けた状態でもバッチリとかかとが付く。
基本はスタンディング作業のため、当初は椅子そのものを置く予定はなかった。
しかし、昼寝や瞑想、ちょっとした読書をする際に座れる場所があることは思いの外助かっている。

リクライニングが135°までしか下がらず、オールブラックカラーじゃないのは残念だけど、身の丈にあったサイズを優先した。
低身長でなかなか自分に合う椅子が見つからない方は、いちど試座してみてほしい。
- Bauhutte G-530
- 低身長向けモデル
アームレストは4D設計
座面は取り外し可能
4色展開
ヘッドレスト4段階調整
→Amazonの口コミをみる
第5位:モニター2台
Dell P3222QE&P2720DC
第5位は、Dellのモニター2台である。
昨年P2421DCを2台購入してからというもの、すっかりDellの虜になってしまった。
今年は同じモデルの27インチ(P2720DC)と6月に発売された4K 32インチ(P3222QE)を購入し、トリプル環境へ変更。
特にP3222QEは、コスパ最強クラスを誇るため、手軽な4Kモニターが欲しいなら超絶おすすめだ。
現在は少々高騰しているが、俺は発売直後に買ったから4万円台でGETできた。
基本的にDellの中堅モニターは販売開始直後が狙い目であり、その後徐々に値上がりしていく傾向があることは覚えておこう。
まだ個別にレビューを書いていないため、ここではそれぞれのスペック表をまとめておく。
P3222QEのスペック表をみる
画面サイズ | 31.5インチ |
ディスプレイ | ノングレア LEDバックライト付 |
パネルタイプ | IPS |
アスペクト比 | 16:9 |
画素ピッチ | 0.18159 mm |
解像度 | 4K 3840 x 2160 |
リフレッシュレート | 60 Hz |
輝度 | 350 cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
最大表示色 | 10.7億色 |
色域 | 99% sRGB |
消費電力 | 28.3 W |
搭載ポート | HDMI 1.4 DisplayPort 1.4 (入力) USB-C (映像出力&65W給電) USB 3.0×2ポート (底面) USB 3.0×2ポート (裏面) |
ピボット対応 | あり (縦画面に対応) |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
モニターサイズ | 横幅:71.24cm 高さ:41.5cm 奥行:最大4cm |
ベゼル幅 | 上:5mm 左右:5mm 下:16mm |
重量 | スタンドあり:9.5kg モニターのみ:5.3kg |
付属ケーブル | DP to DP:1.8m USB-C:1m USB-C to A:1.8m |
メーカー保証 | 3年 |
P2720DCのスペック表をみる
画面サイズ | 27インチ |
ディスプレイ | ノングレア |
パネルタイプ | IPS |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | 2560×1440 (WQHD) |
リフレッシュレート | 60 Hz |
輝度 | 350 cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
色域 | 99% sRGB |
消費電力 | 24.5 W |
搭載ポート | HDMI 1.2 DisplayPort 1.2 (入力) DisplayPort 1.2 (出力) ※デイジーチェーン対応 USB-C (映像出力&65W給電) USB 2.0×2ポート (底面) USB 3.0×2ポート (裏面) |
ピボット対応 | あり (縦画面に対応) |
VESAマウント | 100 x 100 mm |
モニターサイズ | 横幅:61.6cm 高さ:36cm 奥行:最大3.4cm |
ベゼル幅 | 上:6mm 左右:6mm 下:14mm |
重量 | スタンドあり:6.8kg モニターのみ:5kg |
付属ケーブル | DP to DP:1.8m USB-C:1.5m |
メーカー保証 | 3年 |
※AmazonはDellの取扱数と在庫が圧倒的に少ないため、売り切れていたら楽天かYahoo!を見てみてほしい。
特にYahoo!は在庫も豊富だから狙い目。
Dell P2720DC
動画再生時間:61秒
Dell P3222QE
動画再生時間:47秒
デスオ
32インチ買って気付いたこと
「あれ?意外とデカくねぇなと」
第6位:ゲーミングメガネ
Bauhutte BGG-02
6位に登場するは、特許取得の可変式ゲーミングメガネ
これまたBauhutteであり、どうも俺は一度気に入ったブランドを見つけるとそこから購入する癖があるようだ。
最大の特徴は、サイドボタンにより上向きに可変する機構。
これにより、ヘッドホンをしたままでも快適に眼鏡をかけれるのだ。
また通常のブルーライトカットレンズは、黄色みが強いタイプか青く反射するタイプだが、コイツはクリアレンズを採用しているのもおすすめポイントである。
デスオ
ヘッドホン中毒×メガネユーザーであれば、すこぶる快適になるぞ
第7位:オーディオインターフェース
Audient iD14mkII
第7位は、圧倒的に美しいオーディオインターフェース
まるでApple純正品なのではないか?と疑うほど、違和感がまったくない。
もちろん購入前に性能面も確認したが、ぶっちゃけ初見のときから「これをデスクに置いたらクソカッコいいだろうなぁ」と心惹かれていた。
Appleのスペースグレイ製品と並べてみた。
生粋のマカーから見ても引けを取らない美しさではないだろうか?
各自の調整はダイヤルを回すだけのシンプルな機構もAirPods Maxのようだ。
ヘッドホンとスピーカーそれぞれの音量切り替えが不要(毎回手動で調節する必要あり)な方は、下位モデルiD4mkIIのがいいかも?
デスオ
次に紹介するモニタースピーカーと合わせて購入したんだ
第8位:モニタースピーカー
YAMAHA MSP3A
来年のどこかでYouTubeでもやってみようかなぁと画策しているため、音声チェックも兼ねて普通のスピーカーではなくモニタースピーカーを購入した。
今のところ動画閲覧用となっているが、ここで注目してほしいのは宙に浮かせたアイデアである。
MSP3Aは本体下部に天吊りできる穴と別途専用のブラケットが用意されている。
この横幅が76mmだったため、VESAマウントの75mmと合わせられそうだなと思い、ロングボールと関節アームを使い天板上に吊るした。
俺なりに調べたところ、天吊り対応のモニタースピーカーは「YAMAHA」と「Genelec」しかなく、Genericは2つで10万くらいするので予算オーバー。
対してYAMAHAは、3万円台とほぼ三分の一。
また長年愛され続けている従来モデルMSP3から約20年ぶりのフルモデルチェンジしたこともあり、タイミング的にも昨年は良い年だった。
ということで、現状のデスク環境はこんな感じ。
デスオ
昨今はオシャンティーなシンプル構成が流行っているけど、俺は効率重視の足し算しまくるデスク環境で攻める
第9位:ヘッドホン AKG K702-Y3
第9位はこれまた未来のYouTube用にフラットな音を聴ける開放型ヘッドホンを購入。
今までBluetoothでしか聴いてこなかったためか、素人でもわかるほどあまりに音が違う。
特に高音は自分の耳が良くなったんか?と勘違いするほど素晴らしい。
見た目もいいし、音質に異常なこだわりがなければ、1万円台で買えるAKG K703はかなり良い選択肢だと思う。
また有線ヘッドホンだから遅延もまったくないし、マイクも別途用意すれば、リモートのやり取りも激烈スムーズである。
動画再生時間:10秒
デスオ
娯楽とリモート系は、有線の開放型が最強ではないだろうか
第10位:トラックボールマウス
Kensington SlimBlade 72327JP
第10位は、ケンジントンのトラックボールマウス
初のトラックボールなんだけど、細かい作業以外なら結構イケる。
カスタムボタンは6つ割当可能
中央のボールは、おそらくトラックボールマウス界最大級のデカさ。
親指タイプではないため、人指〜薬指3本を転がしながら使っている。
とはいえ、これ一つで全作業をこなすのは厳しいので、俺は3つを併用して使用中。
右側はLogicoolのMX Master3、左側は廃盤になって高騰しているMagic Trackpad 2のスペースグレイ。
デスオ
マウスの三刀流がなかなか良いと気付いた年でもあった
過去のデスク周り買ってよかったものまとめ
結論:2021年も良いアイテムに出会い大満足
以上、2021年デスク周りで購入してよかったものランキングを紹介した。
結果的に見れば、2020年より散財しており、まだこんなに買うものあったんだなぁと感じている。
でも俺はレビューのために買い物を続けるガジェットレビュワーじゃないから、来年2022年でデスク環境を完成させる予定。
今一番欲しいのは「Mac mini」の新モデル。
Appleさんよ、マジ3〜4月あたりに出してくれ。
あとはちゃんとしたカメラ持ってないから富士フィルムの「X-T5かX-H2」あたりを30万以内で出してくれたら買う。
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