最近は「タグクラウド」を載せてるサイトは減りましたね。
おそらく以前、Googleのマット・カッツ氏がこんなことを言っていたからだと思います。
たとえば500個もタグがあったらやりすぎだ。ゴチャ混ぜでキーワードスタッフィング(キーワードの詰め込み)になる。
タグはリンクになっている。Flashを使ったりしてタグを入れ替えるのはユーザーにはおもしろいけど、僕たちはリンクとして必ずしも抽出するとは 限らなくて、PageRankが流れないかもしれない。
また数が多ければそういったリンクを信頼しないし、ランキングに悪く影響するかもしれない。タグの数が少なければランキングにマイナスに影響することはないだろう。
でも数が多いと個別記事のページよりもタグページにPageRankが流れてしまうかもしれない。僕のブログは、タグクラウドは使わずにカテゴリを使っている。以前はタグが流行ったけど、今は使われなくなっている。
タグだと時には大量のリンクができてしまうから、意図したページにPageRankを流すことができなくなる。個人的にはタグクラウドは使わないのがいいと判断している。
害があるというわけではなく、キーワードスタッフィングのように見える場合があるからだ。「使っちゃいけない」とは言わないけど、使うならどのくらいまで大きくするのか、どんな技術を利用するのか、どんなタグを使うのかを、よく考えたほうがいい。
引用:SEOラボ
上記の中でも「個人的にはタグクラウドは使わないのがいいと判断している」と言っています。
ただ、上記で書いてあることは「タグ」をnoindex設定にすれば仮に500個あったとしても、SEO上何も問題ありません。(もちろんデザイン的に問題があることは言わずもがなですが。)
「noindex」の概念についてはこちらを参考にして下さい。
WordPressでnoindexとnofollow設定をする2つの方法
当サイトではデザインバランスの関係でタグを設置していませんが、設置する場合は「アクセシビリティ80%」「ユーザビリティ20%」を意識すると良いですね。
アクセシビリティ……誰が見てもわかりやすいこと
ユーザビリティ……特定の人を満足させること
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タグクラウドが「noindex」になっているか確認
最近のテーマだと最初からタグが「noindex設定」されている場合があります。
例えば、当サイトで使用している「SANGO」は最初からされています。
まずはそこをチェックしましょう。
どこからでも良いのでタグリンクを踏んでタグページに飛びます。

「タグページ上で右クリック」
↓
「ページのソースを表示」をクリック
ソース内に「noindex」があればタグは検索から除外できています。
タグクラウドをプラグインでnoindex設定にする方法
上記で設定されていなかった場合、自分で設定する必要があります。
この記事では2つの方法を紹介します。まず一番簡単な「All in One SEO Pack」を使った方法です。


「管理画面」
↓
「All in One SEO」
↓
「一般設定」をクリック
「Noindex設定」までスクロール
↓
「タグをnoindexにする」にチェック
↓
一番下の「設定を更新」をクリック
これだけでOKです。
header.phpに書き込んでタグクラウドを「noindex」設定にする方法
プラグインを使わない場合は、header.php
に追記します。
子テーマにheader.php
がない方は、こちらの記事を参考に


header.php
のhead
の下に以下のコードを追加して下さい。
header.php<?php if(is_tag()): ?> <meta name="robots" content="noindex" /> <?php endif; ?>
先ほど解説した「noindexの確認方法」でタグページのソースを確認して「noindex」コードがあれば設定完了です。
タグクラウドのSEO対策【まとめ】
最後にもう一度言いますが、タグクラウドを表示させるなら「noindex設定」を忘れないようにしましょう。
そして、デザイン的に表示させないってのはアリです。
※カスタマイズはこちらを参考に。

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