WordPressでブログを始めたい……でも設定とか色々面倒なんでしょ?
その通り、今まではWordPressサイトを作ろうとしたら、以下の手順を踏む必要がありました。
- 指定のレンタルサーバーに申し込み
- ドメインを別会社で契約
- 契約先でドメインのネームサーバーをレンタルサーバーのものに変更
- WordPressをインストール
- SSL化のセキュリティ設定
慣れている人でも20〜30分、初心者なら1時間かそれ以上かかっていたと思います。
上記にともない大量の画像を使い5〜6時間かけてWordPressの解説記事を作ったりもしましたが、そんな方法はもう古いです。すべては過去・時間の無駄・時代遅れの方法なのであります。
なぜなら2020年2月10日「mixhost」から画期的なサービスがスタートしたからです。
その名も「WordPressクイックスタート」
早い人なら5分、遅くても10分あればサイトが作れる優れものです。
・「mixhostでレンタルサーバーとドメインを一緒に申し込む」
これで終わり。この過程でWordPressのインストールやらSSL化設定やらも同時に行い、爆速でサイトをスタートできます。
当記事では、WordPressブログを世界最速でスタートできる全手順をやさしく解説します。
目次・読みたい所へタップできます
mixhostのレンタルサーバーに申し込む
「mixhostのプラン一覧ページへ
プランは5種類ありますが、最初は「スタンダード」でOK。
サイトの規模がデカくなってから、いつでも上位プランに変更できます。
独自ドメインを決める

- 「新規ドメインを取得する」になっているか確認
- 「セカンドレベルドメイン」を決める
- 「トップレベルドメイン」を決める
- 「検索」をクリック
- 「取得可能の有無」と「金額を確認」


一番下までスクロールして「続ける」をクリック
ご契約オプションの設定

- ご契約期間を決める(※1)
- 「WordPress自動インストール」を選択
- サイト名を入力(あとで変更できる)
- ユーザー名を入力(※2)
- パスワードを入力(※3)
※1・契約期間は3カ月〜36カ月払いがあり、長く契約するほどお得になります。ただ最初なんで12カ月契約がおすすめです。
※2・ユーザー名はあとで簡単に変更できないので、ここでしっかり決めちゃいましょう。ただし以下のような制限があります。
- 英数字(英字は大・小使えるが同一視されるので意味なし 例:kage=KaGe)
- 使える記号「.」「_」「-」「@」のみ
- 半角スペースは「先頭」と「末尾」以外なら使える
- 文字数制限「1文字以上60文字以下」
ユーザー名はWordPressの管理画面に入るときに使用します。
セキュリティの面からも「複雑な文字列で60字MAX使用」・「使える記号を全部ぶっこむ」のがオススメです。
※3・パスワードはあとで簡単に変更できますが、ここで決めるならユーザー名と同じく複雑な文字列にしておきましょう。
どちらも契約後に送られてくるメールに記載されているので、ここでメモを取る必要はありません。
Whois情報公開代行

最初からチェックしてあるので、そのまま「続ける」をクリック
ドメイン保持者は情報提供サービス「Whois」に登録者情報を公開する義務があります。
ただし、誰でも閲覧できてしまうため「本名」や「住所」を他人に見られるのはよろしくありません。「Whois情報公開代行」を使えば「mixhost」が用意した個人情報に置き換えてくれます。
ご契約内容の確認

金額に間違いなければ「お客様情報入力」をクリック。
※不定期ですが「ドメイン無料」クーポンなどを発行していることがあるので、その場合は赤枠にクーポンコードを貼り付けましょう。
お客様情報の入力

- 性を漢字で入力
- 名を漢字で入力
- メールアドレスを入力
- 電話番号を入力(最初の0はいらない)
- 国を確認(最初からJapanになっている)
- 郵便番号を入力(市町村までは自動入力される)
- 番地を入力
ドメインの登録者情報を入力
- 性をローマ字で入力(最初だけ大文字)
- 名をローマ字で入力(最初だけ大文字)
- パスワードを生成をクリック
- パスワードの長さを「64」に変更(MAX)
- 「新しいパスワードを生成」をクリック
- 「クリップボードにコピーして挿入」をクリック
契約後のメールに記載されているので、メモる必要はありません。
お支払い方法を選択
- お支払い方法を選択(クレジットカードのが楽)
- カード情報を入力
- mixhostからのメールマガジンの有無(クーポン情報などをいち早く知れる)
- 「利用規約に同意しました」にチェック
- 「注文完了」をクリック

mixhostから届くメールを確認

登録したメールアドレスにお申し込み完了と同時に4通のメールが届きます。
この中で使用するのは以下の2つ
- ①お申し込み受付完了メール
- ②レンタルサーバーアカウント設定完了のお知らせ
まず①を開くと「お申し込み番号」が載っているので、申し込みに関して分からないことやトラブルがあれば、こちらの番号で問い合わせできます。
そして、先ほど決めた「ユーザー名」と「パスワード」はここに記載してあるので、WordPressの管理画面に入る際に必要なものです。
この2つは必ず必要になるので、このメールを保存するなり、パスワード管理アプリに登録しておきましょう。
ちなみに私は「1Password」で管理しています。
続いて②を開いてください。
「管理URL」が記載されているので、クリックするとWordPressのログイン画面に移動します。
※ただし、ドメイン情報がインターネット上で確認できてからでないとアクセスはできません。もしアクセスできない場合はしばらく待ちましょう。遅いと数時間かかることもありますが以下の方法でドメイン状況を把握できます。
mixhostでドメイン状況を確認する方法
管理URLの少し下に「mixhost」のログイン情報が載っているので、コピーします。
mixhostログインページへ

トップメニューの「ドメイン」にマウスカーソルを載せると「マイドメイン」が出てくるのでクリック。
スパナマークの横の下三角をクリック→「ドメインを管理」をクリック
上記のように「有効なSLLが検出されました」と表示されていれば、WordPressにログインできる状態。逆に赤字の状態であればドメインが確認されるまで待ちましょう。
WordPressにログインする

- ユーザー名・パスワードを貼り付ける(メールに記載してある)
- 「ログイン状態を保存する」にチェック
- ログインをクリック
そうすると……ドン!!!!!
WordPressの管理画面まで爆速で完成します。
デモページもこの通り。
以上WordPressを世界最速でスタートさせる方法を解説しました。
便利すぎるので、他のサーバーも近々採用するかもしれません。しかし今のところはmixhostの特権なので、レンタルサーバー選びに迷っている初心者は、事実上「mixhost」一択でいいと思います。
mixhost公式ページへ
次回予告
次回は「WordPressの初期設定」を解説します。
【2020年版】WordPressの初期設定は8つある・すべて徹底解説
WordPressの初期設定は非常に重要です。ここをミスって間違ったまま記事を書き続けるとあとで大変なんですよね……。

昔と比べ本当にWordPressを始めるのが楽になりました。ハードルが下がった今だからこそブログの沼にハマっていただければと思います。
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