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WordPressのパーマリンク設定は、最初に決めたら基本変更しません。
ゆえに初期設定がとても大事であり、ここをミスしてしまうと後々の修正作業が大変なことになります。
パーマリンクは大きく分けて3つあります
それぞれの使い方や注意点を解説しました。
WordPressのパーマリンクとは、自分のサイト上で作成した個別のURLのことです。
記事はもちろん、固定ページやカテゴリーなどすべて含みます。
本来パーマリンクとはURL全体のことですが、WordPressにおけるパーマリンク設定とは一番右端の(test=スラッグ設定)を指します。
パーマリンクの仕組みとして、最初に設定したものがGoogleの検索エンジンに登録されます。
例えば、test-aというURLをtest-bに変更した場合、検索エンジンは別のURLと認識するため、test-aに対する評価がリセットされます。
パーマリンク評価とは、SNSのバズりや他サイトで紹介してもらうことによる被リンクなどがあります。
この評価はtest-aリンクに対してですので、、test-bになった途端これまでの評価を失います。
また過去のリンクはリダイレクト処理しないと404エラーとなり、アクセスできません。
そのほか検索順位にも悪影響があります。
test-aの検索順位が3位だったとしましょう。
それはそのパーマリンクに対して、現時点でGoogleは3位の価値があると判断しています。
これがtest-bになれば、別の記事として認識されますので検索順位は100%下がります。
特に検索ボリュームが大きいキーワードほど、時間を掛けてじわじわ上げていくため、せっかく上位表示できていた記事の評価がリセットされるのはかなり痛いです。
そのため、一度決めたパーマリンク設定は変更しないようにしましょう。
管理画面>設定>パーマリンクを開きます。
WordPressのパーマリンク設定には6つの指定方法があります。
この6つは投稿ページに対するもので、固定ページやカスタム投稿は「投稿名」しか使用できません。
基本的に「投稿名」でOKだけど、一応それぞれ解説したよ
基本のトップページURL/?p=123には、投稿IDが入ります。
投稿IDは「投稿、固定ページ、カスタム投稿」の3つに自動付与されるものであり、被ることはありません。
例えば上記の場合だと、https://kagesai.net/?p=24992がパーマリンクとなります。
また投稿IDの変更はできません。
本来はこの部分を自分で考える必要がありますが、物量で勝負するトレンド記事やニュースサイトならかなり時短できるのでおすすめです。
ただし検索エンジンはURLの構造も理解しています。
そのため、普遍的なキーワードの投稿やサイトをブランディングしていきたい場合は、意味のあるパーマリンクにしましょう。
後ほど解説していますが、Google公式見解でも「シンプルでわかりやすい語句をURLにする」ことを推奨しています。
日付と投稿名は「トップページURL/年/月/日/自分で決めた文字列」となります。
日付を含めるとURLが長くなるだけでなく、記事の公開日が自動付与され、その後変更できないので絶対にやめましょう。
例えば、当サイトが2024年の6月11日に「AppleのiOS 18」について記事を書くとします。
その場合のパーマリンクは「https://kagesai.net/2024/06/11/apple-ios18」のようになりますよね。
しかし1ヶ月後に新たな情報が入り、記事を更新してもURLの「2024/06/11」部分は変更されません。
そのなると、URLからは情報の更新が見えないため、スルーしてしまうユーザーもいるでしょう。
URLで判断するのは一般的ではありませんが…。
ほかにも検索エンジンの巡回にはURLも重要な情報として扱われます。
パーマリンクに過去の日付が含まれていると、古い情報だと誤認される可能性があります。
もちろん内容が更新されていれば、記事の鮮度を判断してもらえますが、マイナス要素を潰していくのがSEOの基本ですから、検索エンジンが混乱するようなことをわざわざやる必要はないのです。
一応、投稿画面の公開日時をクリックすると、公開日を変更することは可能です。
しかしその場合、URLそのものが変わってしまうため、先述したパーマリンク変更のデメリットに該当するためよろしくありません。
月と投稿名は「年/月/自分で決めた文字列」となり「日付と投稿名」から日を除いたものです。
その他はまったく同じですので、やめておきましょう。
数字ベースは、投稿IDの前に「archives」が挿入されます。
「基本」と比べ、URLが長くなるだけですのでおすすめしません。
投稿名とは、記事のタイトルにちなんだものにするのが一般的です。
例えば「ブログの始め方」という記事を書くなら「blog-start」など意味のあるURLにしましょう。
日付の自動挿入もなく、管理もしやすいため一番おすすめです。
後ほどパーマリンクの作り方でくわしく解説しています。
カスタム投稿は、ここまで解説した設定+さらに細かい設定方法を指定できます。
それぞれのスニペットタグの内容は以下のとおりです。
赤線は非推奨のため無視してOKです。
基本は青線(投稿名)に設定しましょう。
の記事IDを使う場合は先述しています。
一番下の自由設定は上級者向けですが、一応解説しておきます。
例えば、サイト名が「WordPressの稼ぎ方(ドメインはwordpress-money.com)」として、「アフィリエイト関連に特化した記事だけ」書くとしましょう。
その場合「/affiliate//%post_id%/」のようにしておくと、すべての記事のURL(パーマリンク)は以下のようになります。
https://wordpress-money.com/affiliate/記事ID
こうすることで、「このサイトはアフィリエイトを専門的に書いているサイトだよ」と検索エンジンにアピールできます。
そのかわり、雑記ブログのようになんでもかんでも書くと「affiliate」というパーマリンクが意味を持たなくなりますので、注意しましょう。
ですので専門サイトを作成できる経験やスキルがあり、パーマリンク構造を理解している上級者向けの設定となります。
WordPressで記事を作成する際は、カテゴリーを選択する必要があります。
カテゴリーを選択しなかった場合、「投稿用カテゴリーの初期設定」で選択しているカテゴリーに自動分類されます。
例えば当サイトの場合、親カテゴリー「WordPress(スラッグ=wordpress)」の中に子カテゴリーを設定しています。
「設定方法(スラッグ=setting)」を例にすると、以下のようなパーマリンクになります。
https://kagesai.net/category/wordpress/setting
上記のうち赤線部分がカテゴリーベースです。
例えばカテゴリーベースに「CMS」と入力すると
https://kagesai.net/category/wordpress/setting
↓
https://kagesai.net/cms/wordpress/setting
のようにデフォルトの「category」部分を変更できます。
※.大文字は小文字に自動変換。
ここもサイトのテーマが決まっているような上級者向け設定だから、初心者は無視してね
カテゴリーベースに「.」半角ピリオドだけ入力すると
https://kagesai.net/category/wordpress/setting
↓
https://kagesai.net/setting
のようにカテゴリーベースと親カテゴリーが非表示になります。
ただし子カテゴリーがない場合は、カテゴリーそのものが削除されますので注意しましょう。
https://kagesai.net/category/wordpress
↓
https://kagesai.net
このようにトップページと同じURLになってしまうため、検索エンジンが混乱してしまい、SEOへ悪影響を与えます。
ですので「.」半角ピリオドを使用する場合は、必ず子カテゴリーが設定されていなければいけません。
子カテゴリーだけを表示するメリットは、URLがシンプルになり、カテゴリ階層を強調することができます。
よくわからなければ、無理に設定する必要はありませんので、こんな方法もあるのかぁとだけ覚えておけば良いでしょう。
タグも「投稿ページ」から選択できます。
カテゴリーと同様、固定ページやカスタム投稿にはありません。
ただしこちらは必須ではないです。
例えば「WP初期設定」というタグのデフォルトURLは以下のようになります。
https://kagesai.net/tag/initialisation/
赤線部分がタグベースです。
タグベースに入力した文言と「tag」を置き換えることができます。
例えば「test」とすれば
https://kagesai.net/tag/initialisation/
↓
https://kagesai.net/test/initialisation/
となります。
ただし、タグはカテゴリーよりさらに細かく分類するためにありますので、置き換えは非常に困難です。
正直私もどのような場合に使うものか、わかりません。
ですので、基本は空欄のままが良いでしょう。
ちなみにタグはカテゴリーのように親子構造はありませんので、非表示にすることはできません。
まずパーマリンク作成における注意点を解説します。
ここはサイト運営の基本ですので、しっかり押さえておきましょう。
例えば当サイトが「WordPress設定」というタイトルの記事を書くとしましょう。
その場合デフォルトだと「https://kagesai.net/wordpress設定」がパーマリンクとなります。
※.大文字は小文字に自動変換される。
以前まで日本語はURLエンコード(半角英数字に自動変換)されたいたため、「WordPress設定」であれば「wordpress%e8%a8%ad%e5%ae%9a/」のように表示されていました。
現在は日本語でもリンクとして機能しますし、特殊文字に変換されることもありません。
それでもパーマリンクは半角英数字にすべき理由が2つあります。
推奨: ローカライズした語句を URL に使用する
引用元:Google検索セントラル
非推奨: ASCII 文字以外を URL に使用する。
ローカライズした語句をURLに使用だけを見ると、日本語URLでも問題なさそうですね。
しかし、非推奨の欄にASCII文字以外をURLに使用ともあります。
アスキー文字とは、アルファベットや数字、記号128字からなる文字コードの1つです。
これ以外を使うなということは、検索エンジンは日本語だと理解しづらいということになりますので、日本語URLはやめておきましょう。
また半角英数字は、世界共通言語のため、海外の方でもパーマリンクから記事内容を理解しやすいです。
推奨: シンプルでわかりやすい語句を URL に使用する。
引用元:Google検索セントラル
Google先生はシンプルにしろとおっしゃっているわけですが、日本語はどうしても複雑になります。
良いコンテンツというのは、ユーザーがシェアしてくれるものです。
その際、見慣れていない日本語URLだとそれだけで怪しまれます。
些細な違和感がクリック率に影響を与えるのは言うまでもありませんし、URLも無駄に長くなりますよね。
Google先生がシンプルにしろいうなら、素直に従っておきましょう。
非推奨:意味のない長い ID 番号を URL に使用する
引用元:Google検索セントラル
記事タイトル、カテゴリー、タグなど、それぞれにちなんだパーマリンクにしましょう。
推奨: ハイフン(-)を使用する。
引用元:Google検索セントラル
非推奨:アンダースコア(_)を使用する。
単語を区切る場合の指定ですね。
Google先生によると、ハイフンのほうがユーザーや検索エンジンがコンセプトを理解しやすいそうです。
検索エンジンはSEOに関係してきますので、単語の区切りはハイフンを使いましょう。
非推奨:URL内の単語をつなげる
引用元:Google検索セントラル
blogstartであれば「blog-start」のように区切れとのことですね。
これはよく見かけるので気をつけましょう。
それでは、実際にパーマリンクを作成していきます。
投稿、固定ページとカスタム投稿、カテゴリー、タグの4つに分けて解説しました。
管理画面>投稿>新規投稿を追加を開きます。
投稿画面で1文字でも入力すると「①下書き保存」できるようになりますので、クリック。
「URL」をクリックすると、パーマリンクを設定できます。
そのままもう一度「下書き保存」すると、設定したパーマリンクに変更されます。
パーマリンクの注意点に気をつけつつ、作成しましょう。
管理画面>カテゴリーを開きます。
①名前:日本語OK
②スラッグ:半角英数字
③親カテゴリー:必要であれば選択
④説明:必要であれば入力
⑤アイキャッチ画像:必要であれば選択
⑥新規カテゴリーを追加をクリック
説明はカテゴリーまたはタグページを開いた際、タイトル下に表示されます。
※.枠線など微妙なデザインの違いはテーマにより変わる。
アイキャッチ画像を設定した場合は、次のタグのパーマリンクで解説しています。
管理画面>タグを開きます。
①名前:日本語OK|例:ブログ
②スラッグ:半角英数字|例:blog
③説明:必要であれば入力
④アイキャッチ画像:必要であれば選択
⑤新規タグを追加をクリック
カテゴリーとタグは、デフォルト仕様だと投稿ページのみ機能するんでしたね。
投稿画面からも新規追加できるのですが、これは非推奨です。
冒頭でSEOに影響があるため、基本的に一度決めたパーマリンクは変更しないようにと解説しましたが、やむを得ず変更する場合もあるでしょう。
こういった時は元のURLから新しいURLへ転送しないと、検索エンジンは別のURLだと認識してしまいます。
以下で効率的なパーマリンク編集方法を解説しているので、変更が必要な場合は参考にしてください。
特に変更するパーマリンクの数が多い場合は便利だよ
以上、WordPressのパーマリンク設定について解説しました。
超簡単にいうと、パーマリンクは住所と考えるとわかりやすいと思います。
番地や号が少しでも違えば、郵便物は届きませんし、変更があれば届け出が必要ですよね。
パーマリンクも記述ミスがあれば、該当ページは表示されませんし、変更したらGoogle先生に届け出をしないと認識されません。
初期設定の中でも超重要な項目ですので、サイト運営をするなら必ず理解しておきましょう。
WordPress初期設定
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