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1巻完結の漫画(短編集含む)から面白い恋愛漫画を10作紹介する

1巻完結の恋愛漫画

現代人は時間がない……いな正確には時間に追われていると言うべきだろうか。これだけ目まぐるしく変化する時代なのだから当然といえば当然だ。

基本的に引きこもっている私でさえ、読みたい漫画はてんこ盛りである。

そこで時間のないあなたに向けて、1巻で完結する恋愛漫画を10作紹介する(短編集4作を含む)。

電子書籍と紙の本メリットデメリット漫画読むならどっち?紙の本と電子書籍のメリット・デメリットを比較

兄妹と兄の恋人による謎めいた三角関係【その先の風景】

引き込まれる度
(5.0)
読み直し率
(5.0)
濃密さ
(5.0)
総合評価
(5.0)
登場人物の特徴
  • 眠っている女しか抱けない兄
  • 心臓病のためセックスを禁止されている妹
  • 薬を飲み寝ている間に抱かれている?兄の恋人

代々女性が心臓を(わずら)っている一家は、長女・長男・次女による三兄妹。姉は若くしてこの世を去ってしまった。

この一家(父親)には処女のまま死んだ女は成仏(じょうぶつ)できない」という(いびつ)な信仰があり、同じ女だからなのか?信じていないからなのか?母親には何も見えないが、父親と長男にはハッキリと死んだ姉の姿が見えていた。

見えている父はその信仰を守り、死体の姉と行為(しかん)に及ぶ。母親はその異常性にショックを受け、早産で生まれてきたのが妹。

当の母親は屍姦(しかん)と早産のダブルパンチでショック死してしまった。

やはり心臓を患って生まれてきた妹は、初潮(せいり)をむかえる頃、主治医にセックスをすれば発作で死ぬと宣告される。この時同伴していた兄は複雑だった……。

処女のまま死ねばバケて出る……。しかし、そんなバカげたことを妹にいうわけにいかず、かといって実妹(じつまい)を抱くわけにもいかない兄は1人苦悩することに。

そんな思いを知る(よし)もない妹は、全くお門違いの思い込みをし自暴自棄(じぼうじき)になる。

さらに、複雑な兄妹関係に疑問を抱く恋人……「この人は寝ている間、本当に自分を抱いているのだろうか?」確認のしようがないもどかしさに悩む。

3人の思いが交錯(こうさく)するダークラブストーリー。

カゲサイーコイオコイオ

文字が少ないので、5分程度で完読できますが、世界観が複雑なので一度で理解をするのは難しいかも。

また笑顔が一切出てこない描写は異様に引き込まれました。

独創的な絵だけでも読む(見る)価値のある秀逸作品です。

©その先の風景
試し読みするKindleで読む1巻完結型

うどんに始まりうどんで締める恋【うどんの女】

  • 作者:えすとえむ
  • 出版社:祥伝社
  • タグ:学食・年の差
  • 発売日:2011-09-07
  • https://booklive.jp/focus/author/a_id/8202
  • 無料:読んでみる
引き込まれる度
(5.0)
読み直し率
(4.0)
濃密さ
(3.5)
総合評価
(4.5)

初めて表紙を見たとき、いや「うどんの女」ってなに?と思ったものだ。なにやら恋愛漫画のようだったので、俺のオモシロセンサーがビンビン反応したのをよく覚えている。

油絵科に通う21歳の大学生「木野くん」の昼食は、決まって学食のうどんだった。そこで働く35歳のアラサー「村田さん」

ほぼ毎日顔を合わせる2人……うどんを注文され、作っては出すだけのルーティーン……いつしか互いに気になる存在に。

「木野くん」が授業で描く油絵も「うどん」となり、気になって仕方がない……。

一方の「村田さん」も何百人とくる学生の中を自然と目で追ってしまう。うどんを注文しない日があれば気になって仕方がない……。

2人の想いはどのような結末を迎えるのか?

カゲサイーコイオコイオ

いやぁ、うどん好きじゃないのに読むと無性に食いたくなります。

そんで、絶妙にエロいんですよね。村田さんが。

©うどんの女
試し読みするKindleで読む1巻完結型

人に言えない(やま)しさを描いた短編集【回游の森】

引き込まれる度
(5.0)
読み直し率
(5.0)
濃密さ
(5.0)
総合評価
(5.0)

別々に構成された話が絶妙に繋がっているオムニバス作品

7つの話の特徴
  • 第一話・少女愛
  • 第二話・決別
  • 第三話・同性愛
  • 第四話・爬虫類性愛(オフィディシズム)
  • 第五話・復讐
  • 第六話・手淫性愛(マノフィリア)
  • 第七話・禁断愛

二話と四話は、女性の行き場のない気持ちについて、残りはそれぞれの偏愛(へんあい)について描かれている。

また、話の繋がりは流し読みだと見落としてしまうほど微細(びさい)であり、読み直すたび発見がある。

カゲサイーコイオコイオ

全体的にダーク寄りの話なので、好みは分かれそうですが本好きな人は大概(たいがい)楽しめるはず。

個人的に「僕、人間の体温ダメなんだ」ってとこがなんか切ない。

©回游の森
試し読みするKindleで読む短編集(7つのオムニバス形式)

1巻なのに濃厚すぎる五角関係【うそつきな唇】

引き込まれる度
(5.0)
読み直し率
(4.5)
濃密さ
(5.0)
総合評価
(4.5)

モデル並みのスタイルに金髪のソバージュをなびかせる女子大生「沙織」は、自身の通う大学教授と不倫をしている。

もともとファザコンの彼女は、年上男性にしか惹かれない傾向があるも、淡白な性格のため、どこか掴めない美女。

ひょんなことから、教授の妻と知り合い、本妻と不倫相手が同じ食を囲むカオスな状態となる。

さらに、息子の家庭教師をしてほしいと頼まれ引き受けることになると、なんと「沙織」の腹違いの妹と息子氏が付き合っていることが判明。

さらにさらに、妖艶な沙織に息子氏が本気になってしまい、未曽有(みぞう)の五角関係となってしまう。

これだけギットギトの内容なのに無理矢理感はなく、キレイに1巻で収まるのだ。

カゲサイーコイオコイオ

作画はバブル後退期を彷彿(ほうふつ)させるものですが、全体的にクオリティが高く、とても90年代に描かれた漫画とは思えません。内容が濃いので3巻分読んだ気分です。

©うそつきな唇
試し読みするKindleで読む1巻完結型

ほのぼの彼氏と少女漫画家の同棲生活【逃げても逃げても】

引き込まれる度
(4.0)
読み直し率
(4.0)
濃密さ
(4.0)
総合評価
(4.0)

少女漫画を生業とする「サキ」とデザイナーの「みいくん」は付き合って5年同棲して3年になる安定のカップル。

多忙な漫画家の日常と、その中にある男女関係の在り方をめちゃくちゃリアルに描いた作品。漫画家だからではなく、グータラタイプの人間を題材にしているので、一般読者も身近に感じる内容のはずだ。

例えば、締め切りがあってやらなきゃって頭では分かっているけど別のことをしてしまう……とか、引越しの準備中、漫画を整理していたら読み始めて止まらなくなるなど、どこにでもある日常を切り取っている。

そして「みいくん」は何かに追いかけられているのだが、その答えは本編の最後に載っている。

カゲサイーコイオコイオ

読みながら「これ、俺のことじゃねぇか」と何度もツッコんでいました。

「ねむ先生」の漫画はいくつか読んでいますが「そうそう。これわかるわぁっ」てのが異常多発する共感オブ共感クイーンです。

©逃げても逃げても
試し読みするKindleで読む1巻完結型

青白いノスタルジーを描く短編集【ミッドナイトブルー】

引き込まれる度
(5.0)
読み直し率
(4.5)
濃密さ
(4.0)
総合評価
(4.0)
7つの話の特徴
  • 第一話・先生×すれ違い
  • 第二話・アナウンサー×正夢
  • 第三話・化けギツネ×幻
  • 第四話・植物マニア×一途
  • 第五話・先輩×憧れ
  • 第六話・妻×変態
  • 第七話・死女×両想い

1つ1つ別の話だが、そのどれもがどこか懐かしくグッと引き込まれてしまう世界観。

また、全体がブルー調のトーンになっているため、もともと色気のある作画に拍車がかかっているのもポイントだ。

カゲサイーコイオコイオ

「須藤先生」の描く女性ってとにかく色っぽいんですよね。特別うまいわけじゃないと思うんですけど、タレ目な感じと髪質と毛先のハネ感が超好みです。

©ミッドナイトブルー
試し読みするKindleで読む短編集(7つのオムニバス形式)

少女が背負うには重すぎる現実【神様がうそをつく。】

引き込まれる度
(5.0)
読み直し率
(5.0)
濃密さ
(5.0)
総合評価
(5.0)

人が何を抱えて生きているのか?そんなことは表面上からは決してわからないものだ。幼き頃母親は出て行った……父親は漁に出ていない、11歳の少女「鈴村」は家事のすべてをこなし、低学年の弟の面倒を見ながら2人で生活していた。

生活費だけは父が置いて行くが、贅沢など何一つできない食うにやっとの雀の涙である。遊びに行く時間もなく、オシャレもできず小汚い格好の少女は誰にも言えず、文句も言わずたった1人でやりくりしていた。

ある日、拾った猫をキッカケに少女の生活事情を知った主人公「なつる」、少年も幼くして父を亡くしていたが、両親不在の環境には驚く。もともと偏見のない「なつる」とはすぐに打ち解けた。

夏休みの合宿をサボり、誰にも言えない3人の共同生活が始まる。

しかし「鈴村」は秘密を抱えていた。11歳の少女が必死に絞り出した答えが鬼切ない……。

カゲサイーコイオコイオ

最初は「んだよっ小学生の話かよ〜」と()えていたのですが、途中から感慨深(かんがいぶ)くて目が離せなくなります。

あと直接ストーリーとは関係ないですが、作中の主人公と母親の関係性がすげー良くて、ウチの子も将来こんな感じでママとよろしくやってくれたらなぁと思いました。

©神様がうそをつく。
試し読みするKindleで読む1巻完結型

些細なキッカケを描いた短編集【透明人間の恋】

引き込まれる度
(5.0)
読み直し率
(5.0)
濃密さ
(4.0)
総合評価
(4.5)
5つの話の特徴
  • 第一話・素直じゃない男
  • 第二話・ダイヤの原石
  • 第三話・いつも側にいた君
  • 第四話・自信のない2人
  • 第五話・レインLOVEマジック

誰かを好きになる……それがいつも分かりやすい形で訪れるとは限らない。

「何気ない一言」、「近すぎる距離感」、「似た者同士」、「天候」……。自分では気にもとめていない言動や偶然が相手にとって大きなインパクトになることは往々にしてある。本作はそんな些細なキッカケを切り取った短編集だ。

カゲサイーコイオコイオ

第三話に出てくる「仁那」みたいな子めっちゃ好きですわ〜。世話好きの幼馴染って、定番だけど外しませんよね。

©透明人間の恋
試し読みするKindleで読む短編集(5つのオムニバス形式)

始まりはアニヲタの初体験【スロースターター】

引き込まれる度
(4.0)
読み直し率
(3.5)
濃密さ
(3.0)
総合評価
(3.5)

同性に叶わない恋をした「あざみ」は、ペシミスティックになり、クラブでヤケ酒をしていた。

同時刻、彼女にフラれた友人に付き合い、場違いなクラブにきてしまった童貞男「みどり」。

完全ミスマッチの2人は出会い、その日のうちに関係を持つことになる。もちろん特別な意味はない。女は好きな子の代わりに、男は脱童貞とたまたま目的が合致しただけである。

しかもこの男は、二次元にしか恋をできない持病持ちでもあった。

ただし、この漫画の主題は「あざみ」が好きなった女「かおる」である。誰も好きならないクセ、誰かに好かれていないと気が済まない超めんどくせぇメンヘラタイプの女に振り回される2人。

カゲサイーコイオコイオ

面倒な女がどうなるのかなぁと思いながらも意外なハッピーエンドを迎えます。

©スロースターター
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女性の愛欲を描いた短編集【AV女優とAV男優が同居する話。】

引き込まれる度
(4.5)
読み直し率
(4.0)
濃密さ
(4.5)
総合評価
(4.5)
4つの話の特徴
  • 第一話・AV男女優のマジ恋
  • 第二話・サイコパスすぎる妹
  • 第三話・自己愛性パーソナリティ障害女
  • 第四話・妻の切実な願い

どうせ「タイトル」で釣って、中身ないんだろうなぁと思いながら購入。そしたら面白いではないか。むしろAVの話より「妹」の話が強烈すぎて、タイトルが(かす)んでしまうという結果に……。

1つ1つ全く別の話なので、感情の高低差が激しい作品。

カゲサイーコイオコイオ

いやぁ久々に読みました。サビ(メイン)を超えちゃうBメロ漫画。どれもいい話だけど、妹の話(Bメロ)が強過ぎます。笑

©AV女優とAV男優が同居する話。
試し読みするKindleで読む短編集(4つのオムニバス形式)

1巻完結の恋愛漫画【まとめ】

探せばあるもんですね。1巻完結の恋愛漫画。

ブログを書くようになってからというもの、短くて面白い作品を見つけるのも作るのもハイパー難しいということをシミジミと感じております。

時間のない方にもオススメできる恋物語をぜひ堪能してください。

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