WordPress
その他
運営中のサブブログ
主に私のデスク周りアイテムを紹介しています。
在宅作業の参考になるかもしれません。
運営中のサブブログ
リダイレクトとプラグインといえば、Redirectionが有名ですが、より直感的に使えるプラグインRedirect Redirectiを発見したので、使い方を解説しました。
管理画面のサイドバーにリダイレクトと大きく表記されるので、場所もわかりやすいですし、日本語対応もしており非常に使いやすいです。
一応すべての機能を解説しましたが、ささっとリダイレクト方法を知りたい方は「特定のURLへのリダイレクト設定」まで飛ばしてください。
長らくサイト運営していると、リダイレクト処理が必要になる場面はが出てきます。
ここでは代表的な事例を4つ解説しました。
プラグインの使い方を知りたい方は「特定のURLへのリダイレクト設定」まで飛ばしてください。
通常は記事内容を更新すれば良いだけですが、修正より新しく記事を書いた方が良い場合もあります。
この時サイト内には「古い記事」と「新しい記事」が混在しているため、検索エンジンに新しい記事だけ認識させるよう設定しないといけません。
例えば生成AIの最新情報を発信しているサイトを運営していたとします。
その場合、そのサイトは情報のスピードに価値がありますよね。
そこで「長文処理最強AI Gemini 1.5 Proの実力(記事Aとします)」という記事を書いたらSNSでそこそこバズり、その数ヶ月後に新しいモデルが発表され「Gemini 1.5 Proが世界一から陥落、GPT-5の驚きの処理能力(記事Bとします)」といった記事を書いたとしましょう。
その時点での最強AIを知ってもらいたい、読者がその情報を求めている場合、古い記事は最新ではなくなりますよね。
ではそのたびに記事内容を更新または新記事を書けば良いのでしょうか?
いいえ「記事A」のSNSのバズ効果を捨てるのはもったいないですし、サイト内に生成AIについてのそのときどきの最新記事がたくさんあれば、この人は最新情報を追っているとユーザーにアピールできます。
こういった場合は「記事A」の内容をまるまるコピーして「記事C」の新記事としてアップしちゃいましょう。
そしてもともとあった「記事AのURL」から「記事B(最新情報の新記事)」へリダイレクト処理すると、SNSのバズ効果や検索からのアクセスを引き継げますし、サイト内に複数の専門記事を残せるのでドメインパワーも強化されていくわけです。
このように同じドメイン内でも、リダイレクト処理は往々にして利用する機会があるため、必ず覚えておきましょう。
例えば、初めは小規模で個人運営していたら、事業が大きくなり法人化しました。
その際ドメインをhttps://kagesai.net/からhttps://newkage.jp/に変更したとしましょう。
https://kagesai.net/でこれまで書いてきた記事を手動で直していたらやってられませんよね。
こういった場合もリダイレクト処理することで、https://newkage.jp/に自動転送できるため非常に便利です。
適切に行われたリダイレクト処理はこれまでのサイト評価も引き継げますので、ドメイン変更する際は必ず利用しましょう
記事Aタイトル:東京でおすすめの観光地10選
記事Bタイトル:東京の穴場観光地5選
この場合「東京 観光地」というキーワードが重複しているため、どちらか一方しか検索結果に表示されない場合があります。
例えば、記事Aが表示されているなら、記事Bの内容を記事Aに含めたうえで、記事Bから記事Aにリダイレクト処理すると、記事Aはさらに内容が濃くなり、検索順位が上がる可能性があります。
WordPressの初期設定にパーマリンク設定があります。
変更する際は必ずリダイレクト処理しましょう。
リダイレクトプラグインは、そのまま利用することも可能ですが、数が多い場合は以下の手順で行うとより効率的に作業できます。
投稿、固定ページ、カスタム投稿のURLは、以下のプラグインでCSVファイルに一括ダウンロードできます。
リダイレクト処理設定は元のURLが必要ですので、タイトル付きの一覧確認はかなり重宝しますよ。
関連記事
カテゴリーやタグのスラッグは非対応ですので、スクショ保存しておきましょう。
通常のスラッグ編集は、1つ1つするものです。
以下のプラグインなら一括編集が可能ですので、数が多い場合は利用してください。
関連記事
一括編集後は、先ほどのURLダウンロードプラグインで変更したURLも抽出しておきましょう。
最終的に以下のような形になります。
インストール後すぐに、プラグインのセキュリティアラートをメールで受け取るか?と表示されます。
リダイレクト処理は問題があるといけませんので、基本は①の「Allow&Continue」をクリックしましょう。
不要な方は②のSkipをクリックしてください。
WordPressに登録しているメールアドレス宛てに認証確認メールが届きますので「Confirm」をクリックしましょう。
WordPressのプラグインページに「Thank you for confirming your email」と表示されれば、認証完了です。
管理画面のサイドバーに「リダイレクト」が追加されますので、そちらを開いてください。
①左側に古いURL→②右側に新しいURLを入力します。
③このリダイレクトを追加してください!をクリックしてください。
URLの数が多い場合は、先ほど紹介したプラグインを利用してください。
すぐ下に追加されたリダイレクトが表示されます。
試しに古いURLにアクセスしてみましょう。
新しいURLに飛べれば設定完了です。
URLを変更する場合は、フォームから直接打ち込めます。
コード横の値は、リダイレクトされた回数がカウントされます。
リダイレクト情報を削除する場合は、バツアイコンを押してください。
基本はこれだけ覚えておけばOK
この先は少し難しいので、興味のある方だけ読んでね
右上の詳細オプションを表示をクリックして展開しましょう。
例えば、以下のようなリダイレクト処理を例に解説します。
旧URL:https://kagesai.net/test/
↓
新URL:https://kagesai.net/test2/
パラメータとは、ECサイトの条件検索、ユーザーの行動分析、広告の効果測定、A/Bテストなどに使用されるものです。
上級者向けの設定ですので、よくわからなければデフォルトのままで問題ありません。
何も入力しなくてOKです。
リダイレクトヘッダーの設定は上級者向けであり、具体的に以下のような場合に利用します。
6つのリダイレクト方法を選択できます。
ほとんどのケースでデフォルトの301リダイレクトを利用しますが、一応それぞれの特徴を解説しました。
古いURLから新しいURLへ完全移行させるためのものです。
旧住所から新住所への転移届のようなものなので、検索エンジンは新しいURLだけを認識します。
一時的なURLの移行
ページ単位で一時的にメンテナンス状態にしたい場合などに利用可能。
検索エンジンは「元のURL」と「新しいURL」の関係性を把握できないため、別のURLとして認識します。
そのためブラウザの仕様によっては「ページの戻るボタン」を押すと、元のURLが表示されてしまう可能性があるため注意しましょう。
ですので、一時的なURL移行であれば次の303リダイレクトがおすすめです。
一時的なURLの移行
302より新しいブラウザに対応している傾向があり、古いブラウザとの互換性が低いコードです。
検索エンジンは「元のURL」と「新しいURL」の関係性を把握できるため、302と違い「一時的に今こっちのURLを使っているよ」と伝わります。
URL同士の関係性を理解しているため「ページの戻るボタン」を押しても移行前のページが表示されることはありません。
近年の主要ブラウザは303に対応しているため、こちらを利用するのが一般的です。
主な用途は個別キャッシュの指定
例えば、カメラ系サイトでサイズの大きい重めの画像を貼ったページがあるとしましょう。
その画像のURLを「リダイレクト元」と「リダイレクト先」に設定することで、一度読み込んだユーザーにはサーバー内に保存された画像データを表示できます。
このすることで、サイトの読み込み速度の向上に繋がりますよね。
リダイレクト処理を削除しない限り、効果は続くので、要所で使うのに重宝します。
唯一リダイレクト元とリダイレクト先に同じURLを指定する処理方法なので、注意しましょう。
302や303とほぼ同じ処理なので、あえて307を使う必要はありません。
301とほぼ同じ処理なので、あえて308を使う必要はありません。
より複雑なリダイレクト処理を可能にします。
上級者向けですので、よくわからなければスルーしてください。
左側のトグルでON/OFFの切り替えができます。
追加したリダイレクト処理情報をjson形式のファイルにエクスポート&インポートできます。
リダイレクト情報の共有や別サイトでも使う場合は、活用しましょう。
元のURLと新しいURLそれぞれに独自のルールを設定できます。
こちらも上級者向け設定ですので、わかる方だけやってみてください。
リダイレクト元の選択肢により、指定できるオプションが決まっています。
指定したURLにリダイレクトします。
リダイレクト元の指定条件
「パーマリンク構造を有する」以外は利用できます。
WordPressのパーマリンク構造を変更した際、新しいURLへリダイレクトします。
リダイレクト元の指定条件
「パーマリンク構造を有する」のみ利用できます。
正規表現を使用して、元のURLに一致するURLをリダイレクトします。
リダイレクト元の指定条件
「正規表現の一致」のみ利用可能。
元のURLに一致する投稿が存在しない場合、類似した投稿をランダムにリダイレクトします。
リダイレクト元の指定条件
「404sエラーです」のみ利用可能。
選択すると以下の解説が表示されます。
リダイレクトと404エラーのURL履歴を確認できます。
リダイレクト&404エラーのログを自動削除する期間を設定できます。
デフォルトは「なし」になっており、無限に溜まっていきますので「1週間前」に変更しておきましょう。
右側の「表示する」からログ履歴をの選択できます。
デフォルトでは、リダイレクトと404エラー両方とも表示されていますが、404エラーだけ表示することも可能です。
基本OFFのままで問題ありません。
ONにすると、ログイン時に最後にアクセスしたページへリダイレクトさせます。
例えばログインが必要なECサイトの場合、ONにすることでログイン後にユーザーが最後に閲覧していたページに移動するため、購入手続きを促しやすかったりします。
ただ通常のサイト運営であれば、ログインシステムはありませんのでOFFのままでOKです。
現在開発中の機能のため、いずれ実装予定とのこと。
以上、新しいリダイレクトプラグイン「Redirect Redirection」について解説しました。
代表的な「Redirection」プラグインと比べ、より直感的に操作できるため使い勝手が良いです。
リダイレクト処理は、.htaccessに直接書き込む方法もありますが、記述ミスも多く、数が多くなると管理が大変ですので、プラグインによる対応がおすすめです。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
記事への質問等はこちらからどうぞ