サイト内に「HTMLサイトマップ」を簡単に設置できるプラグインです。
サイトマップには、以下の2種類があります。
- HTMLサイトマップ=ユーザー用
- XMLサイトマップ:検索エンジン用
上記のことから「HTMLサイトマップ」は、SEOを目的として設置するものではなく(必須ではない)あくまでユーザーのために設置するものです。
2つのサイトマップについて、詳しく知りたい方は「HTMLのサイトマップはSEOのためなら今は必要なし」が参考になります。
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PS Auto Sitemapのインストール方法
PS Auto Sitemap設定方法
基本的に、以下の画像通りの設定にしておけば問題ありませんが、1つずつ解説していきます。
PS Auto Sitemapホームページの出力
サイトマップにホームページ(サイトタイトル)を入れるかどうかの設定です。
ここは「任意」です。
チェックを入れると、サイトマップの一番上に「サイト名」が表示されます。
PS Auto Sitemap投稿リストの出力
普段アップしている記事のことなので、必ずチェックします。
PS Auto Sitemap固定ページリストの出力
「プロフィール」や「お問い合わせページ」などを、固定ページで作成している場合に、サイトマップに表示させるかの設定です。
チェックしておきましょう。
PS Auto Sitemapサイトマップを表示する記事
この項目は、一番最後に設定するので後ほど説明します。
PS Auto Sitemap出力階層制限
「制限なし」と「第1階層」〜「第10階層」までの10段階あります。
「制限なし」を選択します。
「制限なし」を選択すると、全てのページが表示されるようになります。
ちなみに「階層」というのは、ユーザーが分かりやすいように「ページ」を細かく振り分けることです。
綺麗にまとまったサイトは、基本的に「3階層」以下で作成されています。
この説明だけでは、分かりずらいと思うので「カテゴリー」を例に「第1階層」〜「第3階層」までのサンプル画像を載せました。

第1階層
「第1階層」では「親カテゴリー」しか表示されません。
これだと、サイト運営者にしか中身が分からずユーザーには伝わりません。

第2階層
「第2階層」になると「子カテゴリー」まで表示されます。
これで「カテゴリー」は全て表示されました(通常「カテゴリー」は2階層以内で作ります。)

第3階層
「第3階層」になると、「子カテゴリー」に入っている「タイトル」まで表示されます。
「第3階層」まで載せておけば、ユーザーも迷わず希望するページを探しやすくなります。
ただし、記事数があまりに多いサイトの場合は、かなり縦に長いページになってしまうので「2階層」で止めておいてもいいですね。
PS Auto Sitemap先に出力するリスト
「投稿ページ(記事)」と「固定ページ(プロフィールなど)」どちらを先に表示するかを決めます。
通常は投稿にした方が見やすいです。
固定ページは、サイトマップから探すものではないからです。
PS Auto Sitemapカテゴリーと投稿の表示
「同一マップ内」を選択します。
これは、「選択した出力リスト」を1つのページに全て表示させるということです。
「投稿を分割」を選択すると、以下のように「カテゴリー」の横に「ファイルアイコン」が表示され、クリックすると、そのファイル内にあるリストだけが「別ページ」で表示されます。
ユーザーの無駄なクリック数が増加するため「同一マップ内」を選択します。
PS Auto Sitemap除外カテゴリ
サイトマップに表示させたくないカテゴリーがあれば、「カテゴリーID」を入力します。
「カテゴリーID」とは、以下の画像の箇所です。
通常この項目は使いません。
PS Auto Sitemap除外記事
サイトマップに表示させたくない記事があれば「記事ID」を入力します。
例えば、「Contact Form 7で作成できるサンクスページ」などはサイトマップで見せるものではないので、ここで除外します。

記事IDの確認方法はこちら
「管理画面」から除外したいページに移動すると、「post」の横に表示されている数字が「ID」です。
PS Auto Sitemapスタイルの変更
以下の14種の中から、サイトのイメージに適したものを選択してください。
PS Auto Sitemapキャッシュの使用
キャッシュを使用すると、量産型戦略(毎日記事を書いてる)サイトの場合、ユーザー側がキャッシュの削除を行わない限り、常に最新のサイトマップを表示するのは難しいですが、しょっちゅう見るものではないので、チェックしておきましょう。
PS Auto Sitemapご利用方法
<!-- SITEMAP CONTENT REPLACE POINT -->
上記のコードコピーしたら、「変更を保存」をクリックしてください。
PS Auto Sitemapサイトマップの作成
以下、サイトマップページの作成を番号順に書いたので、参考にしてください。
- (1)「管理画面」→「固定ページ・新規追加」
- (2)タイトルを「サイトマップ」にする。
- (3)パーマリンクを「sitemap」にする。
- (4)テキストエディタに
<!-- SITEMAP CONTENT REPLACE POINT -->
を貼り付ける。 - (5)固定ページの属性のテンプレートに「1カラム」設定があれば「1カラム」にする。(なければここは無視)
- (6)アイキャッチ画像は任意ですが、「サイトマップ」だとわかるような画像を設定すると、それっぽくなります。
- (7)「noindex」「nofollow」設定をする。
- (8)記事を公開する。
サイトマップはリンクの集合体になるので、検索エンジンから低評価を受ける可能性を考慮して「noindex」設定にしておきましょう。
上記の例では「All in One SEO Pack」を使用していますが、プラグイン不要の方法はこちらの記事へ

(9)記事IDをコピーする。
↓
(10)「管理画面」→「設定」→「PS Auto Sitemap」
↓
(11)サイトマップを表示する記事の箇所に、先ほどの「ID」を貼り付ける
(12)サイトマップを設置する(通常フッターやヘッダーメニューのどこか)
設置方法は、テーマにより違うのでここでは割愛します。
これで、サイトマップが表示されます。
PS Auto Sitemap設定【まとめ】
正直、「HTMLサイトマップ」から検索する人はごく僅かしかいません。
当サイトは現在設置していませんが、まだ記事数が少ないのとカテゴリーなどを絞り込んでユーザーが迷わないよう配慮しているからです。
サイト設計が苦手(カテゴリーが10個以上あったりなど)または、WordPress初心者の方はとりあえず設置しておきましょう。
プラグインのまとめ記事はこちら

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