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記事のパーマリンクを変更する際、デフォルトだと投稿一覧から1つ1つクイック編集する必要がありますよね。
しかしPermalink Manager Liteであれば、同じ画面内で連続して変更できます。
カテゴリーやタグは有料プラン限定ですが、投稿、固定、カスタム投稿の3つは無料で利用できます。
主にパーマリンク設定を変更する際に便利ですので、ぜひ活用しましょう。
当記事では、パーマリンクを一括変更するプラグイン「Permalink Manager Lite」の使い方を簡単に解説します。
パーマリンク設定をガラッと変更する際は、過去のURLをメモしておく必要があります。
こちらのプラグインを使えば、記事のURLをCSVファイルに一括ダウンロードできますので、活用してください。
カテゴリーやタグはスクショ保存がおすすめです。
管理画面>ツール>Permalink Managerを開くと設定画面になります。
パーマリンクの変更だけなら、特になにも設定せずここから変更するだけでOKです。
その他の機能のガッツリ解説していますが、おまけだと思ってください。
パーマリンクを変更したい投稿タイプ「①投稿・固定・あればカスタム投稿」を選択しましょう。
②Custom permalinkから一括編集が可能です。
変更後は、一番下の「Save all the permalinks above」を忘れずに押してください。
パーマリンクを変更したら、必ずリダイレクト処理しましょう。
リダイレクト処理しておくと、古いURLへのアクセスも新しいURLへ自動転送できます。
以下のプラグインがおすすめです。
主にパーマリンク一括編集のルールを設定や特定のパーマリンクを検索できます。
「カスタムパーマリンクとリダイレクトを修正」をクリックすると、重複したURLを検出できます。
特定のパーマリンクを検出して、置き換えれます。
項目 | 内容 |
---|---|
検索 | 検出したいパーマリンクを入力 |
置換 | 上記パーマリンクと置換えたい文字列を入力 |
モード | カスタムURL 置換に任意の文字列を入力可能 |
ネイティブスラッグ うまく機能しないため非推奨 | |
コンテンツタイプを選択 | Pro版(有料)限定機能 |
投稿タイプを選択 | 検索するパーマリンクを 「投稿、固定、カスタム投稿」の3つから絞り込める |
投稿ステータスを選択 | 検索するパーマリンクを 「下書き、レビュー待ち、非公開、公開済み」の4つから絞り込める |
IDを選択 | 投稿IDで指定可能 |
Preview mode | 置換る前に変更後のURLを確認できる機能ですが、うまく機能しないことがあるため非推奨 |
パーマリンクの一括変更または1つ前のURLに戻すことができます。
項目 | 内容 |
---|---|
モード | カスタムパーマリンクを再生成 ※.パーマリンク構造で指定したタグで生成されますが日本語サイトの場合は注意 |
ネイティブスラッグを再生成 ※.うまく機能しないため非推奨 | |
カスタムパーマリンクとして元のURLを使う ※.変更したパーマリンクを1つ前に戻せる | |
投稿タイプを選択 | 再生成するパーマリンクを 「投稿、固定、カスタム投稿」の3つから絞り込める |
投稿ステータスを選択 | 再生成するパーマリンクを 「下書き、レビュー待ち、非公開、公開済み」の4つから絞り込める |
IDを選択 | 投稿IDで指定可能 |
Preview mode | 再生成する前に変更後のURLを確認できる機能ですが、うまく機能しないことがあるため非推奨 |
再生成を日本語サイトで使う注意点
例えば、パーマリンク構造を「postname=記事タイトル」にしていた場合
ページタイトル:お問い合わせ
元のスラッグ:https://kagesai.net/contact
新しいスラッグ:https://kagesai.net/お問い合わせ
このように日本語タイトルでスラッグを生成してしまうため、注意しましょう。
WordPressのパーマリンク設定でも解説していますが、Google検索セントラルでもスラッグには半角英数字を使うことを推奨されています。
Pro版(有料)限定機能です。
Pro版(有料)限定機能です。
投稿、固定、カスタム投稿のパーマリンク構造を変更できます。
WordPressのパーマリンク設定では「投稿のみ」指定できましたが、プラグインでは「固定ページ」と「カスタム投稿」にも対応しています。
投稿・固定・カスタム投稿のパーマリンク構造を変更できます。
タグ | 内容 |
---|---|
%year% | 記事の公開年(例:2024) |
%monthnum% | 記事の公開月(例:01〜12) |
%day% | 記事の公開日(例:01〜31) |
%hour% | 記事の公開時間(例:01am〜12pmまたは01〜24) |
%minute% | 記事の公開時刻の分(00〜59) |
%second% | 記事の公開時刻の秒(00〜59) |
%post_id% | 記事のID |
投稿:%postname% 固定:%pagename% | 記事のタイトル |
%author% | 記事の投稿者名 |
%search% | 検索クエリ |
%category% | 記事のカテゴリー |
%post_tag% | 記事のタグ |
%post_format% | 投稿フォーマット |
%sitemap% | サイトマップの種類 |
%sitemap-subtype% | サイトマップのタイプ |
%sitemap-stylesheet% | サイトマップのスタイルシート |
%blog_parts% | ブログパーツの種類 |
%ad_tag% | 広告タグ |
%ports_use% | ポートフォリオページの用途 |
%taxonomy% | タクソノミー名 |
%post_type% | 投稿タイプ |
%term_id% | タームID |
%monthname% | 投稿月の名前 |
%custom% | カスタムフィールドの値 |
基本赤字の2つだけ覚えておけば良いでしょう。
その他は、パーマリンク構造を深く理解している方のみ状況により使い分けてください。
カテゴリーとタグのパーマリンク構造変更は、Pro版(有料)限定機能です。
ここではパーマリンクをどのように更新するか、細かく制御できます。
特別な理由がなければ、デフォルトのままで問題ありません。
パーマリンクの更新方法の設定。
デフォルト設定、プラグインによる自動更新の無効化
例えば、一番よく使われているパーマリンク構造の「postname=記事タイトル」とした場合、タイトルによってスラッグ(URLの末尾)を手動作成するため、自動更新を無効にするこの設定にしておきます。
ただしパーマリンク構造を一括変更「postname」→「post_id」する場合は、デフォルトのままだと自動更新されませんので、次の「Auto-update」にしましょう。
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プラグインによる自動更新の有効化
例えば、ニュースやトレンドサイトの場合、記事をバンバンアップする必要があるため、パーマリンクをいちいち自分で考えるのは面倒ですよね。
その場合はパーマリンク構造を「投稿ID」などにして、自動付与させると便利です。
先ほどのデフォルトモードだと、自動付与がOFFになっているので、こちらに変更しましょう。
投稿IDは、記事ごとに自動付与されるものなので被ることはありません。
新しい記事もすべて自動付与されます。
新しい投稿のみプラグインのパーマリンク設定を反映させ、既存コンテンツのパーマリンクは保持
既存のパーマリンク構造を維持しつつ、新記事からパーマリンク構造による効果をテストしたい時などに有効です。
ただし将来的にパーマリンク構造を統一したい場合は、手動編集が必要になるため注意しましょう。
スラッグモードとは、URLの末尾部分(スラッグ)の生成方法に関する設定です。
ただスラッグは基本自分で設定するものですので、こちらはあまり意味がないと思われます。
WordPressのデフォルト設定であり、記事タイトルやカテゴリーから自動生成する
日本語の場合、そのまま出力されてしまいますので、どのみち自分で半角英数字に変更する必要があります。
例「英語学習の始め方」→「english-start」など。
記事のタイトルをそのまま使用するモード
デフォルト設定との違いは日本語の場合、特殊文字にエンコードされてしまうことです。
例「ブログ」→「%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0」
そのため基本日本語サイトで使用することはありません。
記事ごとに選択したカテゴリーやタグのスラッグを含める
例えば当サイトが以下のような記事を書いた場合
親カテゴリースラッグ「wordpress」
子カテゴリースラッグ「blog」
タグスラッグ「swell」
記事タイトルスラッグ「ecsite-start」
https://kagesai.net/wordpress/blog/swell/ecsite-start
このようなスラッグになります。
常にカテゴリーやタグも含めたスラッグにしたければ、こちらに設定しましょう。
末尾のスラッシュとは、URLの最後に「/(スラッシュ)」を付けるか否かを設定できます。
当サイトのトップページならhttps://kagesai.net/←の部分です。
一部のプラグインやテーマは、末尾スラッシュがあることを前提に設計されています。
また検索エンジンもスラッシュがないと誤認される可能性もありますので、基本的に末尾スラッシュは付けておきましょう。
以上、記事のパーマリンクを一括変更できるプラグイン「Permalink Manager Lite」を解説しました。
利用する機会は少ないと思いますが、一気にパーマリンクの変更が必要な場合は1つ1つ編集するより効率的です。
ただし不用意なパーマリンク変更は、SEOに影響を与えてしまいますので、必ず理解してから利用してください。
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