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初めまして、E7Qの購入を検討して検索する中こちらに辿り着いたものです。 とて…
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2020年12月8日に発売された「AirPods Max」
価格はなんと税込7万近いというから驚きだ。
ハッキリ言って俺はいらない。
SONYのWH-1000XM4で十分満足しているからだ。
とはいえ、今後数年間は比較されることになるだろうAirPods Maxの情報はどうしても追ってしまう…。
そこで当記事では、自分の購買欲を抑えるため、調べた限りの情報を比較してみた。
実機を持っていないため「音質」などは触れていないが、その他の客観的機能については徹底的に比較したので参考になるはずだ。
青色は優れている点
オレンジが劣っている点
色なしはどちらでもない点
比較項目 | WH-1000XM4 | AirPods Max |
---|---|---|
販売価格 | 38,600円 | 61,800円(税別) |
本体サイズ | 正面幅:165.5mm 高さ:195.5mm 側面幅:77.8mm | 正面幅:168.6mm 高さ:187.3mm 側面幅:83.4mm |
カラー展開 | ブラック プラチナシルバー | スペースグレイ シルバー グリーン スカイブルー ピンク |
ハイレゾ対応 | ○ | × |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC | SBC, AAC |
空間オーディオ | × | ○ |
充電端子 | 本体:USB-C アダプタ:USB-A | 本体:Lightning アダプタ:USB-C |
重量 | 254g | 384.8g |
連続再生時間 | 30時間 ノイキャン切:38h | 20時間 ノイキャン切:不明 |
充電速度 | 10分:5時間 | 5分:1.5時間 |
操作方法 | タッチセンサー | ダイヤル式 |
電源ボタン | ○ 2秒長押し or 15分後自動OFF | × 電源OFFできない |
ノイキャン最適化 | ボタン長押し | 自動 |
イヤーカップ | 取り外し不可 PUレザー | マグネット着脱式 メッシュ素材 |
ヘッドバンド素材 | PUレザー | メッシュ素材 |
ケース | ポーチ型 ジップ式 156g | カバン型 マグネット式 134.5g |
オーディオケーブル & 航空機用変換アダプタ | 付属 アナログ音源 | 別売(3,800円+税) 変換アダプタは社外品 デジタル音源 |
Bluetooth簡単接続 | Androidのみ | Appleのみ |
バッテリー交換 | 可能 | 不可能? |
ここから各項目を細かく比較していくぜ
「価格」はほぼ倍である、正直これだけで俺はいらない。
WH-1000XM4 | AirPods Max |
---|---|
38,600円(税込) Amazon12月時点の価格 セール中だと33,000円〜 | 61,800円(税別) 消費税10%適用:67,980円 有線用ケーブル別売り(3,800円+税) |
有線ケーブルも購入するとなると、7万円を超えてくる…高い、高過ぎる…..。
まずはこのハードルを越えれるか否かが分岐点になりそうだ。
WH-1000XM4はハイレゾ対応しているので、音質にこだわる方は要チェックだ。
主にAndroidユーザー。
ちなみにiPhoneでもハイレゾを聴くことはできるが、以下のような「ヘッドホンアンプ」や「専用アプリ」が必要だったり何かと面倒である。
「対応コーデック」の違いは以下の通りだ。
WH-1000XM4 | AirPods Max |
---|---|
SBC, AAC, LDAC | SBC, AAC |
基本的にiOSであれば「AAC」
Androidであれば「SBC」
に接続されると思っておけば良い。
ただしWH-1000XM4の場合、マルチポイントモード(2台同時接続)をOFFにした場合のみ、LDACというSONY独自の高音質規格に接続できる。
2020年現在、iOSはLDACに対応していないため、Androidユーザーのみの恩恵だ。
全部聴き比べてみたが、正直俺のボンクラ耳だと、そこまで違いはわからなかったな
「重量」は100g以上違うため、体感できるほどだろう。
WH-1000XM4 | AirPods Max |
---|---|
254g 当方の計量機だと250g | 384.8g 主にハウジング部分 |
シンプルに重い、この違いはハウジング部分の材質だ。
WH-1000XM4は「プラスチック」なのに対し、AirPods Maxは「アルミ削り出し」である。
もちろんその分高級感は出るが、アルミは傷がつきやすいなど持ち運びに神経を使う面もあるので個人的には惹かれない。
また以下のレビュー動画でも「重くて首が痛くなった」と言われている。
\動画再生時間:40秒/
「連続再生時間」は、10時間も差がある。
WH-1000XM4 | AirPods Max |
---|---|
30時間 ノイキャン切:38時間 | 20時間 ノイキャン切:不明 |
公称の表記は、以下のように決まった環境でテストしているため、実際の時間は試してみないとわからない。
WH-1000XM4であれば、ノイキャンをONにした状態で約28時間ほどだった。
AirPods Maxのテスト環境はこんな感じ。
iPhone 12 Pro Maxのハードウェアおよびリリース前のソフトウェアとペアリングしたAirPods Maxの試作ハードウェアとソフトウェアを使用し、2020年11月にAppleが実施したテスト結果によります。
テストではAirPods Maxのバッテリーをフル充電し、iTunes Storeで購入した358の個別のオーディオトラック(256Kbps AACエンコーディング)により構成された音楽プレイリスト、携帯電話通話、iTunes Storeで購入した2時間23分の映画のうちの一つをAirPods Maxが停止するまで再生しました。
音量は50%に設定し、アクティブノイズキャンセリングをオン、空間オーディオをオン(ただし、ムービー再生中のみアクティブな状態)にしました。
バッテリー駆動時間はデバイスの設定、環境、使用方法、その他の多くの要素によって変わります。
引用:Apple Store公式
またAirPods Maxは下記で比較している専用ケースに収めると、超低電力モードに切り替わるとあるが、果たしてヘッドホンをケースに収納する機会はどれほどあるだろうか?
俺の場合、家にいる時はまずケースにしまう事はないし、外出中も外す時は首にぶら下げている。
こうしたことからも、ケースに収めている間に低電力になる機能はセールスポイントとして弱いと感じた。
20時間だと少し心配ね
「充電速度」もWH-1000XM4の方が速い。
WH-1000XM4 | AirPods Max |
---|---|
10分:5時間 | 5分:1.5時間 |
まず気になったのが、AirPods Maxはなぜ10分:3時間とせず、5分:1.5時間としたのか?
その答えが以下の動画に載っている。
動画によると15分で10%、30分で21%充電できたそうだ。
\動画再生時間:1分17秒/
つまりMAXで20時間のため、15分で2時間充電ということになる。
WH-1000XM4の10分で5時間と比べるとかなり遅い。
WH-1000XM4は「物理電源ボタン」があり、2秒間の長押しでON\OFF
またヘッドホンを外してから15分間操作がなければ、自動で電源をOFFにしてくれる。
これが地味に便利なのだ。
対して、AirPods Maxは電源をON\OFFの仕組みそのものがない。
「低電力モード」と「超低電力モード」の2つに分かれており、基本的に電力を消費し続ける仕組みだ。
AirPods Maxを下に置き、5分間静止させたままにすると、バッテリーの充電を維持するために低電力モードになります。
スマートケースから72時間静止した後、AirPods Maxは低電力モードになり、BluetoothとFind Myをオフにして、バッテリーの充電をさらに維持します。
使用していないときにAirPodsMaxをスマートケースに入れると、バッテリーの充電を維持するために、すぐに低電力モードになります。
スマートケースで18時間経過すると、AirPods Maxは超低電力モードになり、BluetoothとFind Myがオフになり、バッテリー寿命が最大になります。
引用:Appleサポート
ごちゃごちゃ言っているが、メインで使用するなら3日間も静止させることはないだろうし、ケースに入れて18時間も置いておく状況も考えにくい。
確かに電源を入れる手間が省けるのは魅力だが、その反面、電源を切れないとなると中々悩ましいところだ。
つまり常に充電を意識しておく必要があり、とてもじゃないが外出向けとは言えない。
ただでさえ、バッテリー持ちが20時間とライバルに引き離されているのに、電力垂れ流し仕様は愚策と言わざるを得ないだろう。
もちろん待機電力は最小限に抑えてあるんだろうけどね
そして問題の「ケース」は、ハードケースでポーチ型のXM4の圧勝だろう。
ケース内に収納できるWH-1000XM4に対し、AirPods Maxはヘッドバンド部分が剥き出しだ。
AirPods Maxはヒンジ部分が折り畳めず、バッグのようなデザインである。
例えば、旅行に行く際、このままカバンに放り込む勇気はあるだろうか?
俺にはない。
7万も払ってヒンジ部分が曲がったり、メッシュ部分が切れたりしたらシャレにならないからだ。
それにもっとも傷がつきやすい「アルミ削り出し」部分も完全に覆われていないので、ケースの意味をほとんど成していない。
となると、これを収納する場合、ケースを別で購入するか、他の物と接触しないようなカバンに入れるほかないだろう。
収納1つとっても非常に面倒くさい。
WH-1000XM4 | AirPods Max |
---|---|
ケース:156g 本体:254g ケース収納時:410g | ケース:134.5g 本体:384.8g ケース収納時:519.3g |
重量の違いは上記のとおりだ。
本体だけだと130g以上、ケース収納時も100g以上違うぞ
これだけボッタクリ価格にもかかわらず「有線オーディオケーブル」と「航空機用変換アダプタ」が別売だ。
航空機用の2ピン変換プラグは、Apple純正のものは販売されていないので、社外品を購入するしかない。
こちらは安価なのものなら(エレコムなど)数百円から売っている。
しかし、Lightning用オーディオケーブルはおそらく純正品しか使えないだろう。
なぜなら通常の有線ケーブルは、デジタル音源→アナログ音源へと変換(音質向上)するモノだが、Appleの有線ケーブルはアナログ音源を無理やりデジタル音源に変換(Bluetooth接続と変わらない)するだけのモノだからだ。
つまり、AirPods Max側にアナログ入力がないため、有線ケーブルといってもBluetooth接続→ケーブル接続になっているだけであり、音質は変わらず、遅延がなくなるだけということ。
なので、Amazonなどに売っている有線ケーブルは基本(デジタル→アナログ)であり、使用できない。
というより、通常はそうでなければ有線ケーブルを買う意味はなく、航空機によく乗る人(変換が必要なため)でなければ全く必要ない代物だ。
さらに、税込で4,000円オーバー、ケーブルの長さも1.2mと中途半端なモノしかなく、ヘッドホンと合わせて購入すると70,000円を超える。
AirPods Maxの「バッテリー交換」については、現段階(2020/12/29)だとできない可能性が出てきた。
なんでも海外の修理専門チームが、分解してみたところコネクターが見つからなかったそうだ。
Worryingly, there are some solder joints and wires near the batteries, but no obvious connectors. We’re sill holding out hope for an easy battery swap procedure, though—the connectors aren’t always easy to spot from here.
翻訳:バッテリー近くにいくつかのはんだ接合部とワイヤーはあるが、コネクターは見つからなかった。
引用:AirPods Max:Teardown Beginneth
ただし、バッテリー交換手順が簡単だとは思っていない。
ここからコネクタを見つけるのは難しいかも。
引き続き調査してくれるそうなので、まだ確定ではないがバッテリーを交換できないとなると、修理ではなく買い替えを余儀なくされる。
バッテリーは消耗品なので、使用頻度が高い方ほど注意すべき点だろう。
一方WH-1000XM4であれば、ソニー修理相談窓口が用意されているため修理可能だ。
電池の持続時間が極端に短くなった場合は、充電式電池の交換時期です。交換については、ソニーの修理相談窓口にご相談ください。
引用:SONY ヘルプガイド
長期的な視点で考えると、商品価格以上にコストがかかりそう
「本体サイズ」は、数値上はAirPods Maxの方がわずかに幅広な印象程度だ。
しかし、ヒンジ部分のデザインや大きめのイヤーパッドにより、実際の装着感はAirPods Maxの方が良いだろう。
WH-1000XM4はイヤーパッドも薄く、側圧が強く感じたため、自分でヘッドバンドを広げ弱めた。
ご覧の通りカラーの選択肢は、AirPods Maxが5色に対し、WH-1000XM4は2色なので、欲しいカラーがある方は有無を言わさずAirPods Maxだろう。
ピンクやグリーンは結構可愛いイメージだね
ただし、シルバーはALSOKの吉田沙保里になるから気をつけなはれ
WH-1000XM4は、ハウジング下部にある「CUSTOMボタン」を2秒間長押しすると、現在地に最適なノイズキャンセリングに調整してくれる。
一方AirPods Maxは、自動検知してくれるので調整いらず、外出が多い方はこちらの方が楽だろう。
AirPods Maxはマグネットにより「イヤーカップの着脱」ができる仕様だ。
個人的にはそこよりも、イヤーパッド部分がメッシュ素材になっており、皮脂汚れが目立たなそうでいいなと思った。
またへたった時に、交換できるのも強みの1つだろう(12/29時点ではまだ未発売)
ただしそこは天下のApple、めちゃくちゃ高い。笑
もう1つの懸念点は以下の動画による音漏れが激しいことだ。
おそらくこのメッシュ素材が悪さをしているのだろう。
\動画再生時間:3分56秒/
動画では外での使用は厳しいと言っているので、室内用で7万は高すぎるぜ
WH-1000XM4の音漏れ検証はこちらをどうぞ
iPhoneとAndroidでWH-1000XM4の音漏れ検証
あくまで客観的視点なってしまうが、ヘッドバンドのメッシュ型は耐久性にやや疑問はあるものの、蒸れなそうだし、皮脂汚れも目立たず良いなと思った。
デザインに関しては、好みが分かれそうだが、WH-1000XM4のPUレザー素材はとにかく皮脂汚れが目立つので、神経質な俺はAirPods Maxの方が良い。
「操作方法」は、WH-1000XM4は「タッチパネル」なのに対し、AirPods Maxのは「物理ダイヤル式」だ。
こちらも好みが分かれそうだが、個人的にはダイヤルの方が音量を高速で調整できるから良いなと思った。
タッチパネルも操作方法自体は慣れてしまえばなんてことないが、反応速度は物理スイッチに遠く及ばない。
もちろんその分見た目がスマートじゃない為、Appleっぽくない設計だとは思った。
ちなみにWH-1000XM4の音量上下は長押しで連続になるが、1本指だと反応悪いので、2本指で操作するのがオススメ。
いや…マジでこれくらいしか褒めるところない…
AirPods Maxには、ヘッドホンの周囲360度から音が聴こえる「空間オーディオ」が搭載されている。
どんなものか一度試してみたいと思ったが、まだApple TVの一部にしか対応しておらず、現時点では優位性を感じなかった。
そもそもApple TV使ったことないわ。
追記:SONYも「360 Reality Audio」を発表
現時点だとまだ実用的じゃないけど、今後に期待したい。
「端子」はWH-1000XM4がUSB-C、AirPods MaxがLightningだ。
Androidユーザーは、このためだけにLightningケーブルが増えてしまうため、敬遠するかもしれない。
ただしWH-1000XM4の充電ケーブルは、わずか15cmしかなく、実用性を考えると別のケーブルを買わざるを得ない。
なので、Type-Cではあるものの付属している優位性はないことは申し伝えておく。
そもそも端子の抜き差しを行う充電はストレスになるため、以下のようなマグネット式ケーブルがオススメだ。
最後に「Bluetooth簡単接続」だが、これは使用しているOSによる。
AndroidであればWH-1000XM4、iOSであればAirPods Maxそれぞれ1タップ接続が可能だ。
一応WH-1000XM4の簡単接続は動画にしている。
今回の記事を作成するにあたり、実機レビューをしてくれたYouTuberをいくつか参考にさせてもらった。
AirPods Maxを購入予定の方は合わせて確認した方が良いだろう。
まずこちらの方、おそらく日本最速レビューであり、専門家目線のレビューは他の方とは一線を画す。
人のレビューで感動を覚えることなどほとんどないが、この方のは本当に素晴らしいの一言に尽きる。
音を言葉で語るのは非常に難しいものの、見事な語彙力で的確に表現しており、レビューの奥深さを改めて思い知らされた。
\動画再生時間:29分23秒/
続いて、みんなのギズモード・ジャパンだ。
Apple信者が口にしないデメリットをズバッとおっしゃっていて、参考になった。
個人的に音質レビューなどは個人差があるため、参考程度にしかならないと思っているが、それ以外の共通視点でいかに差別化できるかがレビューの価値だと思っている。
この辺りはさすがギズモード・ジャパンクオリティに仕上がっていた。
\動画再生時間:18分08秒/
そしてApple信者さん目線のレビューも参考にした。
Apple信者というとゴマスリレビューが多い中、様々な視点を非常に丁寧に解説している。
これくらいやっていただくと、もはやAppleオタクであり、段違いの説得力を感じた。
\動画再生時間:14分41秒/
最後はレビュー内容がいっさい入ってこないほど、圧倒的顔面力を持つ美女。
誰だか知らねぇけどこのサムネの破壊力ときたら…これほど神々しいオーラを放たれると不覚にもクリックせざるを得ない。
レビュー内容は至って普通で、正直購入を検討している方の参考にはならないだろう。
しかし、それを差し引いてもわずか10分で世の男性のオキシトシンを増加させるだけの価値はあると思う。
またアルソック仕様のシルバーカラーが似合う唯一無二の女性かもしれない。
\動画再生時間:10分45秒/
以上、WH-1000XM4とAirPods Maxのエア比較をしてみた。
俺はメインPCは「Mac」だし、スマホも「iPhone」だが、Apple信者ではなくただのApple好き程度である。
ぶっちゃけ、WH-1000XM4の完成度が高すぎて、倍の値段を払って買う物ではない判断した。
それでもAirPods Maxが気になる方は、YouTubeにレビュー動画が続々上がってきているので、チェックしてみると良いだろう。
\動画再生時間:1分49秒/
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