こちらの商品の販売会社「カズプランニング」はコロナ禍の影響を受け、2022年7月に経営破綻してしまったため、現在新規購入不可。
OEMであるBauhutteメガネであれば、2022年9月現在はまだ在庫あり。
参考:カズプランニング破産手続きの詳細
→Bauhutteメガネのレビューはこちら
俺の視力は0.3…。
裸眼ではテレビの字幕すらろくに読めない…。
当然パソコン作業も4Kなど解像度の高いモニターだと、スケーリング調整をしなければほぼ見えない…。
じゃあメガネかコンタクトしろよって話だが、ガッツリデスク作業する者にとって、外出用(視力1.0以上)を掛けてしまうと目が非常に疲れる。
そんなこんなで、在宅ワーク用メガネを探していたんだが、オタクの俺にドンピシャに刺さるコンセプトのゲーミングメガネを見つけた。
それがGODEYE 魔改造である。
まず名前からして厨二感満載であり、その能力…いやスペックや構造も遊び心があって素晴らしい。
主な特徴は3つ
- ほぼ透明レンズなのにブルーライトを38%カット
- ヘッドホンをしたままメガネを掛けれる
- 永久保証付き
とくに2番めのヘッドホンをしたままメガネを掛けれる機構は、特許を取得した技術であり、逆にいえばそれを求めていなければ、安いメガネを買ってレンズだけ交換すればいい。
それでは、最強のゲーミングメガネGODEYE 魔改造について、徹底レビューしていく。
デスオ
- GODEYE 魔改造モデル
- ナイロール型
透明レンズ
可変型メガネ
男女兼用
Goodポイント
- ヘッドホンをしたまま掛けれる
- 透明レンズでブルーライトカット
- 永久保証付き
- 視界下部も見えやすい
Badポイント
- 見た目はダサい
- 店舗でレンズ交換不可
- 楽天でしか購入できない
- フレーム下部は切りっぱなし
通常モデルならAmazonやYahoo!でも購入可能だが、全モデルが揃っている楽天を推奨する。
また楽天でも多数のショップで出品しているが、公式サイトは「KAZU PLANNING楽天市場店」だ。
目次
魔改造 GODEYEの本体スペック
項目 | スペック |
---|
テンプル幅 | 1.6cm |
片側レンズ幅 | 5.6cm |
レンズ高さ | 3.4cm |
フレーム高さ | 4.4cm |
フレーム横幅 | 14.3cm |
重量 | 30g |
可変部角度 | 50° |
フレーム材質 | TR90 |
可変部分材質 | 特殊調合樹脂+ステン |
カラー | 黒・赤・白・青・透明 |
付属品
専用ケースのほか、オリジナルメガネ拭きや説明書が付属している
デスコ
度なしレンズの場合、プラスα以下の交換券も付属されるけど、特に割引等はないわよ
魔改造 GODEYEと通常モデルの違い
GODEYEは通常モデルと魔改造モデルに分かれている。
変更点はフレーム下部の有無と価格のみ
これにより魔改造モデルは、画面下部も見やすくなった。
ただしGODEYE魔改造は、通常モデルのフレームを工具でカットしているため、切断面は粗いままである。
項目 | 魔改造モデル | 通常モデル |
---|
度付き価格 | 31,900円 〜 33,000円 | 31,680円 〜 32,780円 |
度なし価格 | 19,800円 〜 20,900円 | ※116,500円 〜 17,600円 |
フレーム | ナイロール型 | フルリム型 |
フレーム縦幅 | 3.6mm | 4.4mm |
レンズ交換 | ※2できない | できる |
※1.16,500円以下のものは、旧モデルであり、テンプル開放時の角度が30°(現行は50°)までしか開かない。
※2魔改造モデルは、特殊なレンズ加工を行うため、実店舗ではレンズ交換できない点に注意しよう。
通常モデルであれば、レンズ交換は店舗対応してもらえるので、度数を頻繁に変更する方やレンズを壊してしまうのが心配な方は、通常モデルがおすすめだ。
ただし、通常のフルリム型は、視界下部にフレームが映り込む。
パソコン作業やゲーム中、目線を下に向けるたびストレスになるだろう。
またメガネにおける約3,000円の価格差はナイに等しいため、価格で選ばず、使用環境とレンズ交換の有無で選ぶべきだ。
GODEYE通常モデルのレンズは「眼鏡市場」で交換・購入可能
画像出典:眼鏡市場
GODEYEのレンズ説明欄では「イージスの盾」と表現されているが、モノ自体は眼鏡市場の「ルフィーナEYE PROTECTION」と同じものだ。
※レンズ交換できるのは、通常モデルのみ
項目 | 薄型 | 超薄型 | 極薄型 |
---|
屈折率 | 1.60 | 1.67 | 1.74 |
推奨−度数 | ±0.00 〜 -3.75 | -4.00 〜 -6.75 | -7.00以上 |
推奨+度数 | +0.25 〜 +3.00 | +3.25以上 | なし |
視力目安 | 0.1以上 | 0.07以下 | 0.03以下 |
価格 ※レンズタイプによる追加料金なし |
---|
15,180円(非球面のみ) |
上記は眼鏡市場HPに記載がなかったため、実店舗にて確認してきたものだ。
2021年時の価格は15,180円、ほかのレンズと違い、追加の特殊加工(曇り止めや撥水など)はできない。
また度数や目の状態によって、度入りに対応できないこともあるため、購入前に必ず確認しておこう。
デスオ
GODEYE通常モデルと魔改造モデルのカラー展開
通常モデル
黒蓮
白蓮
紅蓮
幻術
闘神
黒蓮
白蓮
紅蓮
幻術
闘神
魔改造モデル
黒蓮
白蓮
紅蓮
幻術
闘神
黒蓮
白蓮
紅蓮
幻術
闘神
通常モデル、魔改造モデルともに5色展開。
魔改造 GODEYEレビュー
GODEYEメガネ3つのポイント
- ヘッドホンをしたままメガネを掛けれる
- 透明レンズでブルーライト38%カットを実現
- なんど壊れても安心!!永久保証付き
ヘッドホンをしたままメガネを掛けれる
GODEYEは、テンプルが上向きに可変するため、ヘッドホンの上から掛けれる
こちらは、販売元のKAZU PLANNINGさんが特許を取得した技術だ。
左右のボタンを押すと、上向きにウィングする仕様は男のロマンをくすぐる。
通常のメガネは、イヤパッドの内側にテンプルがくるため、特に側圧の強いヘッドホンだと長時間付けっぱなしにするのは厳しい。
GODEYEは、ヘッドホン×メガネ問題をかかえているすべてのユーザーを救う画期的アイテムなのである。
デスコ
どこにでもありそうなアイデアだけど、最初に思いついた方の勝ちよね
テンプルの長さは前後に調整可能
またワイヤーもフレキシブル仕様のため、どんなヘッドホンでも対応可能だ。
限りなく透明レンズでブルーライト38%カットを実現
通常のブルーライトカットレンズは、黄色みがかっていたり、レンズが青く反射している。
GODEYEは、限りなく透明に近い(薄っすらグレー)にもかかわらずしっかりブルーライトをカットできるのだ。
例えば、レンズに色が入ると視野そのものに影響してしまうため
- 色再現が重要なデザイン
- クリアカラーで楽しみたいゲーム
- 映像美に没入したい時
などは、メガネを外すか別のモノに掛けかえる必要があった。
また安物によくある青色に反射するレンズは、以下のように思いの外ブルーライトをカットできていない。
上記はわかりやすいように部屋のシーリングライトを反射した様子だ。
ノーブランドのブルーライトカットレンズは青色のままほとんどカットできていない。
逆にGODEYEはライトが緑色に変化しており、しっかりと青色をカットしている。
ブルーライトカット率38%は十分な話
巷には、ブルーライトカット率90%などと数値だけを大きくしているグレーな商品も多い。
そもそもブルーライトとは、人間の目で見える可視光線の波長のことであり、その中でも青色に近い部分だけを指している。
GODEYEのカット領域は、380nm(紫)〜500nm(水色)までだ。
ブルーライト90%カットとは、このうち380nm(紫)に近い値のことだけを言っている。
例えば視界から青色を100%も抜くと、以下のように映ってしまうイメージだ。
対象そのものが黄色く映り、ブルーライトをカットしているというより、視界から青色を消していると表現したほうが適切である。
つまり、色の正確さとブルーライトカットの両立ギリギリを攻めたのが、GODEYE(度入りの場合は別売の「ルティーナレンズ」)なのだ。
可変部分は何度壊れても安心!!永久保証付き
公式サイトには記載されていないが、販売元のKAZU PLANNINGさんに確認したところ、可変部分が壊れたら何度でもご連絡下さいとのことだ。
テンプル可変部分の構造自体は、簡易的であり、何度も動かしていると壊れる可能性が高い。
その点、永久保証であれば安心できる。
ただし、落下や踏みつけなどによる破損は対象外だ。
いちおう、販売元であるKAZU PLANNING楽天市場店に故障頻度について問い合わせてみた。
改良版であれば、平均して1年以上は持つとのことだ。
デスオ
見た目はダサい…
メガネ好きからすると、デザインはまったく好みではなく、外出には付けて行きたくない
ただ俺は家の中でしか使わないからデザイン性はどうでもよく、ブルーライトカットでもクリアな視界を保てること、ヘッドホンの上からストレスなく掛けれるところに優位性を感じている。
毎日8〜10時間くらいはパソコンをイジっているが、GODEYEをかけるようになってから本当に目が疲れなくなった。
結論として、デザイン性は皆無だけど、実用性は神である。
まさにGODEYEだ。
ネーミングすべてが厨ニ感満載で俺は好き
- 商品名=GODEYE=神の目
- レンズ=イージスの盾
- カラー展開
ブラック=黒蓮
レッド=紅蓮
ホワイト=白蓮
クリア=幻術
ブルー=闘神
利便性とはまったく関係ないが、製作者の遊び心が垣間見えるネーミングは素晴らしいと思っている。
神は細部に宿るとは、こういうことではないだろうか。
度入りのゲーミングメガネは経費で落としやすい
通常のメガネを経費で落とすのは難しい。
なぜなら、メガネを事業で使っている物だと証明できないからだ。
しかし在宅ワーカーであれば、完全仕事用として2つ目のメガネすれば良いのだ。
またデスク用途で長時間使用するなら、視力を0.75以下に落とすことを推奨する。
パソコン作業に1.0以上のメガネを使用すると、逆に疲れてしまうからだ。
それに外出用メガネが1.0以上なら、仮に税務署や税理士に突っ込まれても「この眼鏡は仕事専用です」と言いやすいだろう。
もし度入りで購入する場合は、同封されている「処方箋」は必ず取っておこう。
ライバルはBauhutteのOEM商品
実はGODEYEのOEM商品として、ゲーミング家具メーカーで有名なBauhutteからも同モデルが販売されている。
2つの違いが気になったため、両方購入して比較レビューを書いた。
魔改造 GODEYEのよくある質問
- Bauhutteのゲーミングメガネと何が違うの?
-
両方購入したので、詳細は以下のレビューをどうぞ。
デスオ
結論:GODEYEはヘッドホンをしたままクリアな視界を保てる特許取得のゲーミングメガネ
以上、GODEYE魔改造モデルをレビューした。
ヘッドホンで作業やゲームをする習慣がないなら、GODEYEの可変式を選ぶメリットはほぼなし。
クリアレンズのブルーライトカットが欲しいだけなら、好きなメガネブランド買って、レンズだけ眼鏡市場の「ルティーナレンズ」に交換すればOK。
とにかくDTM、動画編集者、ゲーマーなど長時間ヘッドホンを装着する方ほど多大な恩恵を享受できるはずだ。
- GODEYE 魔改造モデル
- ナイロール型
透明レンズ
可変型メガネ
男女兼用
Goodポイント
- ヘッドホンをしたまま掛けれる
- 透明レンズでブルーライトカット
- 永久保証付き
- 視界下部も見えやすい
Badポイント
- 見た目はダサい
- 店舗でレンズ交換不可
- 楽天でしか購入できない
- フレーム下部は切りっぱなし
記事の感想や質問はこちらからどうぞ
この記事に投稿された内容 (2件)
すみません、現在のGODEYE問い合わせ先ってどこなんでしょうか。
フレーム破損で問い合わせようと思ったのですが、以前までの問い合わせ先が無かったもので。
ユーさん様
こちらのコメントが気になって、調べたところ2022年7月21日に会社が破綻していたもようです。
参考:https://n-seikei.jp/2022/08/post-84642.html
取り急ぎの返信のため、後ほど記事にも反映させます。
コメントありがとうございました。
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