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なん様 両者の揺れ具合に差異はまったくありません。 カグスベールは、床との設置…
現在flexispotのデスクの購入を検討しているのですが、カグスベールとアジャ…
これほど早くご回答いただけるとは驚きました。 ありがとうございました。
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参考:モニタアームの選び方
セール期間|4月21日 23:59まで!!
約4年前に購入したエルゴトロン LXアームを今さらレビューする。
エルゴトロンといえば、モニターアーム市場で、もっとも信頼と実績を持つメーカーだ。
中でも今回紹介するLXアームは、同社の主力製品であり、執筆時点でAmazonには16,000件以上のレビューが投稿され、毎月1000台以上売れている超人気商品。
当時は12,000円前後で購入できたが、現在は約2倍の24,000円前後まで値上がりした。
さらにこの数年間で多くの企業がモニターアーム市場に参入し、エルゴトロンより安価で高スペックな製品も増えてきている。
にもかかわらず、なぜ約15年前に発売された高価なエルゴトロンアームは支持され続けるのだろうか。
それは温度変化に強く、経年劣化もほとんどない、10年保証に裏打ちされた特許取得のコンスタント・フォース技術にある。
他社製品の多くは、3〜5年でガス圧が低下するガススプリング式を採用しているため、単純な価格差や表面上のスペック値だけでは測れない、長期的な価値がエルゴトロンアームにはあるのだ。
ということで、当記事は以下の流れで解説する。
エルゴトロンのモニターアームを検討しているけど、価格が気になるという方は、ぜひ参考にしてほしい。
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モデル:Ergotron LX
対応サイズ:21.5〜34インチ
耐荷重:3.2〜11.3kg
壁からの最低距離:9.8cm
アームの最大伸長:64cm
クランプ取付天板
厚み:1〜6cm
奥行:7.8cm以上
横幅:15.5cm以上
VESA:75/100mm
参考価格:23,838円
保証:10年間
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\4月18日 9:00〜4月21日 23:59まで開催/
\4月18日 9:00〜4月21日 23:59まで開催/
モニターアームと言えばこれを指すといっても良いほど、ド定番アームがLXシリーズだ。
21.5〜34インチ(推奨は32まで)モニターに対応できるため、この範囲内のモニター用途であれば、価格以外の不満はないだろう。
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | Ergotron |
モデル | LX 短身 |
対応サイズ | 21.5〜34インチまで |
耐荷重 | 3.2〜11.3kg |
カラー | マットブラック ホワイト シルバー |
可動構造 | コンスタント・フォース技術 ※.特許取得の独自スプリング式 |
可動範囲 | チルト:上70°/下5° パン:左90°/右90° 回転:左180°/右180° アーム上下:最大33cm ※.9.1kg以上のモニターは最大11cm昇降範囲が減少する可能性あり |
VESA規格 | 75mm×75mm 100mm×100mm |
ポール径 | 35mm |
モニター 取付方法 | 4点ネジ止め |
取付可能 天板サイズ | クランプ式 厚さ:1〜6cm 奥行:7.8cm以上 横幅:15.5cm以上 グロメット式 厚さ:1〜5.7cm 奥行:7.8cm以上 横幅:15.5cm以上 |
寸法/重量 | 台座幅:15.5cm 奥行:最大64cm ポール高さ調整:5.1〜15cm 壁からの最低距離:9.8cm アームの最大伸長:64cm 重量:3.6kg |
保証期間 | 10年間 |
参考価格 | 23,622円 |
発売日 | 2010年頃 |
発売から15年以上経った今でも、モニターアーム界の王者として君臨し続けているエルゴトロン。
中でも特筆すべきは、独自のアーム可動仕様と10年保証である。
エルゴトロンの主要モニターアーム は、CF(コンスタント・フォース)技術を特許取得しており、経年劣化がほとんどなく、温度変化にも強い特性を持つ。
可動技術 | コイルスプリング | メカニカルスプリング | ガススプリング |
---|---|---|---|
主な 採用企業 | ergotron | Colebrook Bosson Saunders(一部) COFO NB ERGONOMIC ACELUXE | ELECOM Pixio Bauhutte |
技術構造 | 螺旋状の金属バネ | 機械的な金属バネ | ガスとオイルの圧力 |
耐久性 | 10年以上 | 3〜5年 | |
耐荷重 | 3〜20kg程度 | 0〜18kg程度 | 5〜20kg程度 |
機能性 | やや滑らか | 硬め | 非常に滑らか |
本体重量 | 重い | 中程度 | 軽量 |
価格 | 高価 | 中〜高価 | 安価 |
ぶっちゃけエルゴトロンは長く使ってこそ真価を発揮する製品なので、購入当初の挙動はあまり参考にならない。
エルゴトロンLXアームは、可動にガス圧を使用しないため、10年の長期保証が約束されている。
別のモデルTRACEアームは、15年保証を提供しており、間違いなく同価格帯で業界最長の保証期間だ。
購入したのは「マットブラック」カラーなのだが、実物はどう見ても「ダークグレー」である。
※.後ろのポールがブラック。
デスク周りを黒アイテムで揃えている場合は少し浮くので、気になる方は他社メーカーのアームの方が良いかもしれない。
塗装表面は、高級感とややざらつき感を残した梨地加工だが、指紋汚れなどは結構目立つので、気になる方はアーム設置後にウェットティッシュなどで拭き取るか、手袋をして組み立てよう。
エルゴトロン LXアームのカラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、シルバーの3色展開。
ホワイトデスク環境にもバッチリ対応できる。
ホワイトの表面はブラックと同じく、梨地加工だが、シルバーは光沢仕上げとなっている。
エルゴトロン LXアームの耐荷重は、最大11.3kgだが、9.1kgを超えるモニターを設置する場合、上下動が約11cm減少する可能性がある。
このモニター重量とは、スタンドを含まないモニター単体での重量を指す。
34インチ以上のモニターから9.1kgを超える製品が出てくるため、重量を気にせず最適なパフォーマンスで使用するなら、32インチ以下がベストだ。
注意点として、可動制限はモニター本体の重量だけでなく、モニター裏などに設置するマウント類も含めた総重量で判断しよう。
このようなカスタム性も考慮すると、7kg前後の32インチモニターまでがおすすめである。
エルゴトロン LXアームを壁ピタで設置する場合でも、最低9.8cmの奥行が必要だ。
通常2本のアームで構成されているが、延長アームを外して、LXアームだけ取り付けることも可能。
モニターを支えるアームが短くなるため、安定性の向上、背面スペースの節約などのメリットがある。
俺が購入した2021年6月頃は12,380円だった。
現在は当時より約2倍に値上がりしている。
値上がりの主な要因は「円安・原材料費の高騰、需要の増加」などが考えられる。
2021年6月24日のドル円は、111円
(参考:七十七銀行)
2025年2月14日のドル円は、153円
エルゴトロンは外資企業なので、円安の影響だけで約38%上昇している。
12,380円→38%=約4,700円アップ
原材料の高騰により、製造コストや輸送コストの上昇にも繋がる。
このほかコロナ禍以降は、在宅勤務やリモートワークの普及により、モニターアームの需要が急増したことも値上がりの要因になるだろう。
またエルゴトロンのモニターアームは、普段から価格変動が大きく、数千円の上下はよくあることだ。
例えば、2025年1月29日からのセールでは19,780円まで値下がりしている。
こうした傾向からも急ぎでなければ、セール中に購入するのがおすすめ。
モデル:Ergotron LX
対応サイズ:21.5〜34インチ
耐荷重:3.2〜11.3kg
壁からの最低距離:9.8cm
アームの最大伸長:64cm
クランプ取付天板
厚み:1〜6cm
奥行:7.8cm以上
横幅:15.5cm以上
VESA:75/100mm
参考価格:23,838円
保証:10年間
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エルゴトロン LXアームは、基本天板に挟むクランプ式で取り付けるのだが、下側のプレート固定ボルトはジャストサイズのM6×12mm六角ボルトとなっており、アームを動かす際の振動でボルトが緩まる可能性がある。
クランププレートの天板接触面は、金属製なので、滑りやすく、モニターを動かした時にズレることがある。
以下の滑り止めシールを貼ると、グリップ力が格段に増すのでおすすめ。
特に頻繁にモニターを動かす予定の方はやっておこう。
モデル
GRIPLUS スティック
タイプ:分割テープ
サイズ
22mm×22mm=6枚
10mm×20mm=10枚
10mm×50mm=10枚
5mm×144mm=2枚
カラー:6色展開
参考価格:1100円
保証:30日間
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クランプの天板接触面は、上側ゴム4点と下側は金属プレートなので、直接挟むと接触面が小さく、天板に負荷がかかってしまう。
補強プレートの天板接触面は、薄い保護シートが貼ってあり、広い面で支えることにより安定性の向上、天板の歪みやたわみを軽減できる。
ただしクランプ部分に負荷がかかるのは、モニターを動かす時なので、ほとんど動かさないなら天板補強プレートはなくてもOK。
厳密には、あった方が良いが効果を実感しにくいため。
補強プレートは製品によりサイズが異なる。
表側のサイズが小さすぎると、LXアームの台座より幅が狭いためプレートの意味がなくなってしまう。
裏側のプレートが大きすぎると、デスクフレームに接触する可能性があるため、もっとも汎用性が高いのは、以下のZepSonの中サイズだ。
モデル:ZepSon
(大)プレートサイズ
横幅:19cm
奥行:15cm
(小)プレートサイズ
横幅:12.1cm
奥行:6.7cm
重量:734g
カラー:ブラック/シルバー
素材:合金鋼
参考価格:1,367円
保証:1年間
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俺は表側にHUANUOの一番デカいプレート、下側にZepSonの下プレートを組み合わせている
通常、モニターとアームを固定する際には、VESAプレートに4本のネジを使う。
取り外す時も4本緩めて、また4本締めてを繰り返す必要があり、これが非常に面倒くさい。
同じくエルゴトロンから販売されているクイックリリースブラケットを取り付けると、ワンタッチで着脱が可能となる。
これまで6台モニターを購入してきたが、特に多面モニターの方は絶対にやった方が良い。
モデル
Ergotron 60-589-060
耐荷重:15.9kg
VESA:75mm/100mm対応
カラー:ブラックのみ
参考価格:3,640円
保証:5年間
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35mm径のロングポールなどであれば、LXアームをそのまま利用できる。
付属の台座支柱の高さは約20cmなので、さらに高い位置での活用方法として覚えておこう。
そのほかエルゴトロン LXアームには、支柱が14cm長くなった長身モデル(29,000円前後)や台座なしのアーム単体(17,000円前後)での販売も行っている。
長身ポールタイプは高額なのに対し、LXアーム単体は割安だ。
そのため支柱を長くしたい場合は、3〜4,000円前後のサンコー35mm径70cm1本ポールとLXアーム単体の組み合わせが安上がりでおすすめ。
モデル:サンコー
MARMP194E|70cm
MARMP196F|100cm
ポール径:35mm
耐荷重:20kg
カラー:ブラックのみ
取付天板サイズ
厚み:3〜11.2cm
奥行:6.2cm以上
横幅:10.5cm以上
参考価格:3,464円/3,827円
保証:6ヶ月
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モデル:Ergotron
追加LXアームキット
対応サイズ:21.5〜34インチ
耐荷重:3.2〜11.3kg
対応ポール径:35mm
アームの最大伸長:64cm
カラー展開
マットブラック
ホワイト
アルミ
VESA:75/100mm
参考価格:17,370円
保証:10年間
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正直エルゴトロンだからといって、1万円台の他社アームと比較しても、機能面で特筆すべき優位性はない。
むしろ15年以上前から販売されている製品であるため、最近発売されたアームの方が、スペックは高かったりする。
しかし冒頭でも触れたように、エルゴトロンアームの真の価値は、10年という長期保証と経年劣化を抑えた独自技術にあるため、長期使用時にはじめて恩恵を実感できるものだ。
機能面は至って普通なので、過度な期待はしないように。
メーカー モデル | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|---|---|---|---|
エルゴトロン LX 45-241-224 | ハーマンミラー Ollin | Pixio PS2S | エレコム DPA-SS10BK | イギー LS112 | バウヒュッテ BMA-1TG-BK | |
構造 | 独自CF技術 | テクニカルコード | ガススプリング式 | |||
対応 モニター | 34インチまで | 27インチまで | 17〜49インチ | |||
耐荷重 | 3.2〜11.3kg | 0〜9kg | 2〜18kg | 2〜20kg | ||
モニター 取付方法 | 4点ネジ止め | 1点ネジ止め | クイックリリース | |||
クランプ 対応天板 | 厚み:1〜6cm 奥行:7.8cm以上 横幅:15.5cm以上 | 厚み:1〜6.5cm 奥行:8cm以上 横幅:10cm以上 | 厚み:1〜4.5cm 奥行:9.5cm以上 横幅:10cm以上 | 厚み:1.2〜5cm 奥行:8.4cm以上 横幅:12.9cm以上 | 厚み:1.2〜5cm 奥行:5.5cm以上 横幅:11cm以上 | 厚み:1.2〜4cm 奥行:8cm以上 横幅:12cm以上 |
保証期間 | 10年 | 12年 | 2年 | なし | 1年 | |
参考価格 | 23,622円 | 47,960円 | 11,980円 | 13,800円 | 16,500円 | 14,515円 |
詳細 | Amazon Rakuten | Amazon Rakuten | Amazon Rakuten | Amazon Rakuten | Amazon Rakuten | Amazon Rakuten |
表の右3つは、ガススプリング式であるため、ガス抜けによる経年劣化と保証期間の短さは気になるところだが、価格の安さ、最大49インチまで対応、モニター着脱の簡単さを考慮すれば、選択肢として全然あり。
以下のエルゴトロン主要モデル比較表を見ても、やはり高価なので、34インチ以上のモニターを取付け予定なら、Pixio、エレコム、イギー、バウヒュッテあたりは候補に入れておこう。
ergotron モデル | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|---|---|---|
NX | LX | MXV | HX | TRACE | |
推奨度 | |||||
対応 モニター | 34インチまで | 49インチまで | 38インチまで | ||
耐荷重 | 8kg以下 | 3.2〜11.3kg | 3.2〜9.1kg | 9.1〜19.1kg | 3.7〜9.8kg |
モニター 取付方法 | 4点ネジ止め | 2本ネジ止め | クイックリリース | ||
カラー | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト シルバー | ブラック ホワイト | ||
クランプ 対応天板 | 厚み:1〜5cm 奥行:8.8cm以上 横幅:11.1cm以上 | 厚み:1〜6cm 奥行:7.8cm以上 横幅:15.5cm以上 | 厚み:1.2〜3.2cm 奥行:3.7cm以上 横幅:11.1cm以上 | 厚み:1.6〜6.6cm 奥行:8.7cm以上 横幅:13.7cm以上 | 厚み:1〜6.5cm 奥行:8.7cm以上 横幅:14.9cm以上 |
保証期間 | 5年間 | 10年 | 15年 | ||
参考価格 | 18,590円 | 23,838円 | 25,250円 | 53,311円 | 57,000円 |
詳細 | Amazon Rakuten | Amazon Rakuten | Amazon Rakuten | Amazon Rakuten | Amazon Rakuten |
執筆時点のエルゴトロンアーム主要モデルは、5機種ある。
このうちMXVは、LXより高くスペックは低いため、非推奨。
HXは最大49インチモニターに対応している点、TRACEは、上下可動がメインなら非常におすすめの機構だ。
ただし、どちらもLXの2倍以上の価格であるため、予算に応じて検討しよう。
パーツも最小限で、最初からほとんど組み立てた状態で届くため、取付けは非常に簡単。
一箇所プラスドライバーを利用するところがあるので、別途必要だ。
そのほか、先ほどのレビューで解説した通り、いくつか追加で購入したものも紹介する。
クランプ下部の六角ボルト2本を付属のT型六角レンチで外す。
モデル
GRIPLUS スティック
タイプ:分割テープ
サイズ
22mm×22mm=6枚
10mm×20mm=10枚
10mm×50mm=10枚
5mm×144mm=2枚
カラー:6色展開
参考価格:1100円
保証:30日間
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プレート固定ネジを六角ボルトに変更する場合は、ついでに根本に別売M8ワッシャーを噛ませると、プレートのガタつきが軽減される。
クランププレート表側に別売M4ワッシャー→別売M4×10mm六角(極)低頭ボルトの順に固定する。
極低頭ボルトであれば、プレートを水平にしても頭が飛び出さない。
通常の六角ボルトや低頭六角ボルトでは、頭がプレートより高くなってしまうため使用不可。
クランププレートを取り付ける前に、設置金属板を固定している台座裏面の六角ボルトが緩んでないか、付属のT型六角レンチで確認しておく。
取り付ける天板の厚みに合わせて、クランププレートを固定する位置を調整しよう。
上段
補強プレート(あり)1.5cm以下(なし)2cm以下
中段
補強プレート(あり)3.5cm以下(なし)4cm以下
下段
補強プレート(あり)5.5cm以下(なし)6cm以下
別売天板補強プレートの上からクランプ台座をしっかり奥まで噛ませてから、下部のバルブを締めて固定する。
モデル:ZepSon
(大)プレートサイズ
横幅:19cm
奥行:15cm
(小)プレートサイズ
横幅:12.1cm
奥行:6.7cm
重量:734g
カラー:ブラック/シルバー
素材:合金鋼
参考価格:1,367円
保証:1年間
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台座取り付け後、ポール下部の六角穴付き寸切ボルト2箇所を、付属の2.5mm六角レンチでしっかり締めておく。
ポールカラーを2.5mm六角レンチで緩めたら、ギリギリまで下げて固定する。
その方がモニター可動時の安定性が向上するため。
なおポールカラーは、寸切ボルトを押し当ててストッパーの役割を果たすため、固定部分の塗装はどうしても剥げてしまう。
もし傷が気になる場合は、外側からボルトを締めるタイプのシャフトカラーへ変更する手もある。
モデル:シャフトカラー
内径:35mm用
材質:炭素鋼/アルミニウム
カラー:ブラック/シルバー
規格:M6六角穴付ボルト
参考価格:1,500円前後
保証:30日間
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延長アームをポールの上から通す。
※.延長アームを使用しない場合は、次のLXアームを直接取り付ける。
モニター背面にLXアームを取り付ける方法は、通常付属のM4×10mmネジで4点固定する。
ただ、今後モニターを交換する可能性も考慮するなら、以下のワンタッチで着脱できるマウントがおすすめ。
同じくエルゴトロンから販売されているクイックリリースを噛ませると、モニターの着脱が非常に楽になる。
以前こちらのレビュー記事で詳しく解説したので、よかったら参考まで。
モデル
Ergotron 60-589-060
耐荷重:15.9kg
VESA:75mm/100mm対応
カラー:ブラックのみ
参考価格:3,640円
保証:5年間
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延長アームの上からモニターを取付けたLXアームを乗せる。
LXアームカバーを上からパチっとはめ込む。
この時モニターを支えられないようなら、モニター重量に対しチルトが弱いため、バネの力を強める必要がある。
LXアーム先端の下側にT型六角レンチで、右に5〜7回転ほどさせて調整しよう。
続いて、LXアーム自体が上がってしまう場合は、モニター重量に対し、バネが強すぎるため調整する。
T型六角レンチで左に5〜7回転ほどさせてバネの力を弱めよう。
アームの可動域に問題なければ、位置調整は完了。
延長アームとLXアーム根本の六角穴付き寸切ボルトを2.5mm六角レンチでしっかり締める。
モニターを頻繁に動かす予定の方は、あまり強く締めると可動が固くなるので、動かしやすい程度に調整しよう。
モニターの回転をロックするには、VESAプレートの真ん中に付属のM3×6mmプラスネジを取り付ける。
延長アーム下のケーブルカバーを外す。
前側の爪を内側につまむと取れる。
延長アームにケーブルを押しながら、ケーブルカバーを取り付ける。
モニターにケーブルを接続し、最大まで伸ばしてもケーブルに負荷がかからない長さに調整する。
モニターのポート位置によっては、延長アームから直接つなぐのもあり。
LXアームにもケーブルを通す場合は、下側の小さなフックに付属のインシュロック2本を引っ掛けて固定する。
ただし、インシュロックは一度しか使えないため、接続するケーブルが定まってからでOK。
エルゴトロン LXアーム取付け完成。
ここからは先ほどの組み立て解説にも出てきたアイテムも含め、エルゴトロン LXアームに追加できるアクセサリを5つ紹介していく。
モニター着脱を簡易的にするマウント。
一度体験すると、普通の4点止めには戻れないほど便利だから、LXアームには必須レベルで推奨する。
モデル
Ergotron 60-589-060
耐荷重:15.9kg
VESA:75mm/100mm対応
カラー:ブラックのみ
参考価格:3,640円
保証:5年間
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モニターを頻繁に動かす前提なら、天板の補強プレートはかならずセットで購入しよう。
特に上面プレートが大きいほど、負荷が分散されるので、なるべくデカいプレートがおすすめ。
ただし、下面プレートは大きすぎるとデスクのフレームに接触する可能性があるため、(大)×(小〜中)の組み合わせか、汎用性が高いZepSonの中プレートがおすすめ。
モデル:HUANUO HNDA1
(大)プレートサイズ
横幅:28cm
奥行:18cm
(小)プレートサイズ
横幅:25cm
奥行:15cm
カラー:ブラックのみ
素材:鉄
参考価格:1,599円
保証:30日間
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モデル:ZepSon
(大)プレートサイズ
横幅:19cm
奥行:15cm
(小)プレートサイズ
横幅:12.1cm
奥行:6.7cm
重量:734g
カラー:ブラック/シルバー
素材:合金鋼
参考価格:1,367円
保証:1年間
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この補強プレートなら、大抵のデスクサイズに対応可能。
逆にこのサイズでも接触するようなら、補強プレートは諦めたほうが良い。
モニター裏のVESA規格に取付けできる収納マウント。
ミニPCやSSD、ハードディスクなど、デスク上に見せたくないものを隠して設置できる。
耐荷重も3kgあるので、細々したガジェット類なら基本対応できるはず。
モデル:長尾製作所
NB-VESAHOLD200
サイズ
横幅:21.2cm
奥行:4〜8.2cm調整可
高さ:5cm
重量:420g
耐荷重:3kg
VESA規格
75/100/200mm
材質:鉄(黒色塗装)
参考価格:2,636円
保証:30日間
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モニターアームをさらに延長したい場合の追加用延長アーム。
LXアームの最大伸長が64cmなので、23cmプラスして最大87cmまで伸ばせる。
通常のデスクであれば、使わずとも対応できるはずだが、横幅2m以上天板など、64cmでは足りない場合の選択肢として念頭に置いておこう。
モデル:Ergotron
45-289延長用アーム
サイズ
長さ:23cm
高さ:10cm
カラー
マットブラック
シルバー
ホワイト
参考価格:5,150円
保証:10年間
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通常、モニタアームは、根本のネジを締めることで、アームの可動域に制限をかける。
しかしこの方法は、アームが動かないように固定する方法であり、本来の自由な可動域が犠牲になってしまう。
回転ストップキットは、ポールの根本に噛ませておけば、アームの回る角度に制限をかけられる。
アームの可動域を確保しつつ、回転方向を調整したい場合に活用しよう。
モデル:Ergotron
97-774-003
可動域:0〜300°
カラー:シルバーのみ
対応ポール径:35mm
参考価格:3,540円
保証:10年間
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以上、エルゴトロン LXアームの詳細レビューとライバル製品を比較した。
定価23,000円前後、セール中は20,000円以下の価格に問題がなく、32インチ以内のモニターを頻繁に動かす用途なら、10年保証付きで経年劣化がほとんどないエルゴトロン LXアームがおすすめ。
34インチ以上のモニターを取付ける場合は、保証期間は1年以内だが、最大49インチまで対応し、1万円台で販売されている以下の4製品も検討しよう。
※.上記4製品の比較表をもう一度みる
逆にほとんどモニターを動かさないなら、3,000円前後で購入できるAmazon Basicsアームやロングポールアームで十分だ。
モニターアームは、モニターサイズや使用環境に合わせて適切に選ぶことが重要である。
モデル:Ergotron LX
対応サイズ:21.5〜34インチ
耐荷重:3.2〜11.3kg
壁からの最低距離:9.8cm
アームの最大伸長:64cm
クランプ取付天板
厚み:1〜6cm
奥行:7.8cm以上
横幅:15.5cm以上
VESA:75/100mm
参考価格:23,838円
保証:10年間
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