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DisplayPortケーブルのおすすめは1.4以降|規格の違いと選び方

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DisplayPortケーブルの違いと選び方

モニターケーブルの代表格「DisplayPort」について、選び方や規格の違いを徹底解説した。

以前解説したUSB-Cディスプレイケーブルと比較すると、映像出力に特化しているため、選び方もそこまで難しくない。

結論
DisplayPortケーブルのおすすめはこれ

コネクタ別の選び方はこんな感じ。
変換ケーブルを除けば、DisplayPortのバージョンは1.4以降がおすすめ。

その他のケーブルの選び方はこちら

Macをお使いの方はこちらも参考まで

その他おすすめモニター

モニターアーム関連記事

目次

DisplayPortケーブルの選び方と特徴

DisplayPortとmini DisplayPort

DisplayPort規格は2種類に分類されている。
DisplayPort:現在の主流
mini DisplayPort:USB-C規格の普及とともに減少傾向
そのため当記事では「DisplayPort」の解説に絞っている。

DisplayPortコネクタは4パターン

DisplayPortコネクタ組み合わせ4パターン
  • DisplayPort to DisplayPort
    左右のコネクタが同じ基本パターン、映像出力に特化している
  • USB-C to DisplayPort変換
    Apple製品など、出力側(パソコンなど)にDisplayPortコネクタを差し込めない時に利用。
    Thunderbolt 3〜4も含む。
  • HDMI to DisplayPort変換
    HDMI機器(パソコンやゲーム機など)からDisplayPort搭載モニターなどに接続。
    ただ市場にほとんど出回っておらず、以下と間違えやすいため注意。
  • DisplayPort to HDMI変換
    DisplayPort出力からHDMI入力は信号変換も必要になるため、不具合が起きやすい。
    DisplayPortとHDMIの組み合わせケーブルの99%はこちらなので気をつけよう。

DisplayPort出力からHDMI入力変換のデメリット

DisplayPort HDMI変換の注意点

DisplayPort側からHDMIへ入力する場合、以下のような問題が起こる。

  • 性能低下
    HDMIは可変リフレッシュレート(VRR)非対応や画像データ圧縮技術(DSC)の圧縮率がDisplayPortと比べると低い。
  • 信号変換による不具合
    DisplayPortとHDMIは異なる信号規格を使用しているため、ケーブル内蔵チップでの変換が必要。
    そのため互換性問題や映像の劣化が起きやすい。
  • 双方向通信非対応
    双方でデータの送受信ができないため、HDMIからDisplayPortへ送信するケーブルDisplayPortからHDMIへ送信するケーブルの2種類が販売されており、非常に間違えやすい。
    双方向通信については、後半でくわしく解説している。

つまりパソコン側のHDMI端子からモニターのDisplayPort端子に接続したい場合は、HDMI→DisplayPortケーブルを購入する必要がある。

DisplayPortからUSB-Cへの単方向ケーブルは今のところない

USB-C to DisplayPortケーブルの仕組み

出力側(パソコンなど)をDisplayPort入力側(モニターなど)をUSB-Cで接続したい場合は、USB-C to DisplayPortの双方向ケーブルが必要だ。
市場に出回っているUSB-C to DisplayPortケーブルの99%は、USB-CからDisplayPortへの単方向伝送なので気をつけよう。

DisplayPortからUSB-Cへの変換イメージ

例えるなら、DisplayPortは道幅が広く「映像出力データ」だけが走っている。
対してUSB-Cは道幅が狭く、映像出力以外にも電力供給など他のデータも同時に走っているため、より複雑な処理が必要。

そのため、USB-C側(一般道)からDisplayPort側(高速道路)への送信は容易でも、逆の伝送はデータ圧縮や信号変換しなければならず、コスト面や需要の関係からDisplayPortからUSB-Cへの単方向ケーブルは販売されていないのだろう。

USB-CからDisplayPortに変換する条件と注意点

USB-C to DisplayPort変換条件
  • パソコンやモニターなど接続先がすべて「DisplayPort Alt Mode(USB-CからDisplayPort信号を伝送するための規格)」に対応している
  • 接続機器同士の最大解像度やリフレッシュレートを合わせること。
    違う場合、スペックが低い方に調整される。

これらの条件を満たさないと、ケーブルに問題がなくても映像出力されないため注意しよう。

可変リフレッシュレート(VRR)に対応している

可変リフレッシュレートの仕組み

可変リフレッシュレート(VRR)とは、モニター側のリフレッシュレート(Hz)以下であれば、ゲームや映像のフレームレート(fps)を自動的に合わせてくれる技術
※.DisplayPort to DisplayPortまたはUSB-C to DisplayPortのみ対応。

例えば、最大60Hzのモニターを使用中なら、ゲームや動画のフレームレートが30fpsになったらモニターのリフレッシュレートも30Hzに調整され、120fpsになっても60Hzまでしか表示されないということ。

リフレッシュレート(Hz)
モニター側が1秒間に画面を書き換える回数
フレームレート(fps)
グラフィックボードが1秒間に生成する画像の枚数

基本的に両者の値が一致しているほど、画面が滑らかに動く。

リフレッシュレートとフレームレートのズレによる2つの不具合症状

ティアリング

画面の一部がズレて表示される現象
例えば、最大60Hzのモニターで120fpsのゲームを表示した場合などに発生。

スタッタリング

画面がカクつきコマ落ちするような現象。
パソコンやグラフィックボードの処理が間に合わない時に発生。

VRRが特に効果的な場面

  • フレームレートが変化するゲーム
    FPSやレーシング系など
  • 動画編集
    スローモーションや早送りの確認
  • 3D CAD
    対象物の回転や拡大縮小時も滑らかに表現できる

VRRの利用に必要なもの

  • DisplayPort 1.4以降のケーブル
    ※.バージョン1.2はFreeSyncにしか対応していないため
  • VRRに対応したモニター
  • VRRに対応したグラフィックボード
    AMD:FreeSync
    NVIDIA:G-SYNC

Apple製品は、2021年以降のモデルであればVRRに対応している。

デイジーチェーン接続に対応している

MSTデイジーチェーンの仕組み

デイジーチェーンとは、パソコンとモニターまたはハブ(ドッキングステーション含む)が対応していれば、複数のモニターをケーブルだけで数珠繫ぎにできる方法だ。
※.通常はモニターごとにパソコンと接続する必要あり。

現在デイジーチェーンに対応しているのは、DisplayPort 1.2以降Thunderbolt 3以上またはDisplayPort Alt Mode対応のUSB-Cケーブルだけである。
※.HDMIは非対応

ざっくり分けると、Windowsは対応していればどの規格でもOK
AppleはThunderbolt 3以上またはDisplayPort Alt Mode対応のUSB-C規格のみデイジーチェーン接続が可能だ。

VESA認証を取得したケーブルがおすすめ

DisplayPort VESA認証マーク

Videoビデオ Electronicsエレクトロニクス Standardsスタンダーズ Associationアソシエーションの頭文字をとってVESA認証。
ここに認定されたDisplayPort製品は、品質テストに合格した証明となる。

VESA は、世界中の325社を超える企業会員の投票権を持つ理事会が主導する国際的な非営利法人です。

PC、ワークステーション、および民生用電子機器業界向けの業界全体のインターフェース標準をサポートします。

ディスプレイ業界向けのオープンスタンダードを開発、推進、サポートするためのフォーラムを提供します。

引用:https://vesa.org/about-vesa/
DisplayPort VESA認定データーベース

DisplayPortの製品データベースにて、商品名を検索すると認定の有無を確認できる。
DisplayPort VESA認定データベース

デスオ

DisplayPortの変換(USB-CやHDMI)ケーブルは、まだほとんど認証を受けてないから、結構グレーゾーンなんだよね

DisplayPortバージョンの違いとおすすめ

スクロールできます
バージョン最大
映像出力
最大
転送速度
最大画面
同時出力数
安定する
ケーブルの長さ

2.1
DP80
16K/60Hz/60fps
8K/120Hz/120fps
6K/120Hz/120fps
5K/144Hz/144fps
4K/240Hz/240fps
2K/480Hz/480fps
FHD/960Hz/960fps
80Gbps8K|1台
6K|2台
5K|4台
4K|16台
2K|32台
FHD|48台
5m以内

2.1
DP40
8K/60Hz/60fps
6K/60Hz/60fps
5K/60Hz/60fps
4K/144Hz/144fps
2K/240Hz/240fps
FHD/480Hz/480fps
40Gbps8K|1台
6K|1台
5K|2台
4K|8台
2K|16台
FHD|24台

1.4
32.4Gbps

1.2
4K/60Hz/60fps
2K/120Hz/120fps
FHD/240Hz/240fps
21.6Gbps4K|4台
2K|6台
FHD|8台
3m以内

1.0
4K/30Hz/30fps
2K/60Hz/60fps
FHD/120Hz/120fps
10.8Gbps4K|2台
2K|4台
FHD|6台
1.5m以内

結論として、これから購入するなら「1.4または2.1 DP40」がおすすめだ。
現状の機器は「1.4」でほとんど対応できるうえに、以前は「2.1」が高価だったため、あえて選ぶメリットはなかった…。
しかし現在は価格も落ち着いてきており、将来性も含め「2.1 DP40」なら購入を検討しても良い。
それぞれの特徴は次章で解説している。

1.3や2.0など、ほとんど実用化されなかったバージョンは割愛した。
最大転送速度は厳密にいえば帯域幅のことだが、わかりやすい表現にしている。
通信速度と解説されている場合も同じ意味。

バージョン別の特徴

バージョン特徴
DisplayPort 2.1
DP80
2024年6月現在の最新規格であり、16Kなど高出力にも対応しているが、現状パソコンやモニター側が非対応のため宝の持ち腐れである。
価格も高く、わざわざこのケーブルを買う意味がない。
DisplayPort 2.1
DP40
比較的安価で販売されているバージョン2.1ケーブルは、このDP40の方だ。
基本的に下位互換性を備えているため、パソコンやモニターがバージョン1.4にしか対応していなくても問題なく使用できる。

DisplayPort 1.4
最新のモニターやパソコンは、バージョン1.4に対応したポートを搭載していることが多い。
ほとんどの機器と互換性があるため、1.4でも十分である。

DisplayPort 1.2
数年前まで主流だったバージョン1.2。
一応4K60Hzに対応しているため、一般用途であれば問題ないが、これから購入するのにあえてこのバージョンを選ぶメリットはない。

DisplayPort 1.0
かなり古いバージョンであり、低スペックなので非推奨。
デスオ

これ以降バージョン1.0の解説は割愛する

すべてのバージョンで下位互換性あり

例えば、バージョン 2.1を選んでおけば、1.4以下対応の機器でも使用可能。
互換性に関しては、新しいほうを選んでおけば間違いない。

DisplayPortの双方向通信はHBR3対応機器同士でなければ利用不可

DisplayPort通信モードの違い

一方向:機器A→機器Bへ送信するだけ
※.他の表現として「単方向」「片方向」などがあり。
双方向:機器A⇄機器Bを互いに送受信できる
HBR:データ伝送速度を表す指標
※.値が上がると速度も速くなる

伝送速度最大速度
HBR332.4Gbps
HBR222.5Gbps
HBR10.8Gbps
DisplayPort双方向通信を利用する条件

すべての機器がHBR3対応でなければいけないのは、DisplayPort to DisplayPort(両方のコネクタがDisplayPort)のことを指している。
USB-C to DisplayPortケーブルの双方向はHBRやHBR2とも互換性があるため、気にする必要はない。

デスオ

ケーブルだけ双方向に対応していてもダメってことね

DisplayPort双方向通信のメリット

例えば、パソコンとモニターを双方向のDPケーブルで接続した場合、モニター側のポートに接続した外部機器(カメラ、キーボード、マウスなど)をそのまま操作できるため、パソコン側のポートを節約できる。

ちなみに昨今のハイエンドパソコンはほとんどHBR3に対応しているが、モニター、ハブ、ドッキングステーションあたりがまだ選択肢が限られている状況だ。

双方向に対応しているDisplayPortケーブルはバージョン1.4から

バージョン双方向対応
DisplayPort 2.1
DP80
一部対応
DisplayPort 2.1
DP40
DisplayPort 1.4
DisplayPort 1.2非対応
DisplayPort 1.0

DisplayPortのバージョン1.4以降から双方向に対応しているが、一方向と混在しているため、製品情報をよく確認しよう。

変換ケーブルの伝送方向

コネクタ伝送方向
USB-C to DisplayPort一部双方向に対応
HDMI to DisplayPort一方向のみ

HDMIはそもそも双方向に対応していないため、すべて一方向となる。
USB-Cは一部双方向に対応しているが、価格も高い上に不具合報告が多いため、あまりおすすめしない。

変換ケーブルの最大転送速度を確認

DisplayPortと変換ケーブルの最大転送速度

DisplayPortケーブルの特徴でコネクタの組み合わせを解説したが、それぞれの最大転送速度を見てみよう。
以下の表をみるとUSB-Cは最大40Gbps、HDMIは48Gbpsだ。
DisplayPort 2.1 DP80は80Gbpsなので、変換ケーブルでは最大まで性能を引き出せないとわかる。

DisplayPort最大転送速度
バージョン 2.1
DP80
80Gbps
バージョン 2.1
DP40
40Gbps
バージョン 1.432.4Gbps
バージョン 1.221.6Gbps
USB-C規格最大転送速度
USB 4 Gen 3×240Gbps
USB 4 Gen 2×2
Thunderbolt 4
HDMI規格最大転送速度
HDMI 2.148Gbps
HDMI 2.018Gbps

上記は2024年6月時点でそれぞれの最新規格だが、基本的に転送速度は低い方に調整される。
例えば、Thunderbolt 4とDisplayPort 1.4コネクタであれば、そのケーブルの最大転送速度は32.4Gbpsだ。

USB-Cの規格の違いについては、以下で詳しく解説している。
関連:USB-C規格の罠|実用性があるのは3つだけ

デスオ

つまり変換ケーブルを利用する場合でもバージョン 1.4〜2.1 DP40が一番バランスが取れているんだ

USB-C to DisplayPort変換ケーブルは長さに気をつけよう

DisplayPort USB-C 安定ケーブル長

本来USB-Cのモニターケーブルは、1m以内が推奨されている。
そのためDisplayPortとの変換ケーブルも、なるべく短いものがおすすめだ。
もちろん1m以上でも利用できるが、長くなればなるほど不具合が起こりやすいことは念頭に置いておこう。
関連:USB-Cディスプレイケーブル安定する長さ目安

Apple製品のDisplayPort対応状況

Apple製品まとめ

Apple製品はDisplayPort端子を搭載していないため、利用するならUSB-C to DisplayPort変換ケーブルが必要だ。
変換時にDisplayPortがどの規格に対応しているのかを確認しておこう。

製品名DisplayPortの対応状況
iMac
M1/M3
Thunderbolt 3ポート

DisplayPort 1.2規格対応
USB 4ポート

DisplayPort 1.4規格対応
MacBook Air
M1/M2/M3
MacBook Pro
M1/M2/M3
Mac mini
M1
MacBook Air
M4
Thunderbolt 4/USB 4ポート

DisplayPort 1.4規格対応
iMac
M4
Thunderbolt 4ポート

DisplayPort 1.4規格対応
MacBook Pro
M1 Max
M2 Max
M3 Max
M1 Pro
M2 Pro
M3 Pro
M4
Mac mini
M2 Pro
M2/M4
Mac Studio
M1 Max
M1 Ultra
M2 Max
M2 Ultra
Mac Pro
M2 Ultra
MacBook Pro
M4 Pro/M4 Max
Thunderbolt 5ポート

DisplayPort 2.1規格対応
Mac mini
M4 Pro
Mac Studio
M3 Ultra
M4 Max
モニター
Studio DisplayThunderbolt 3ポートのみ搭載
DisplayPort接続不可
Pro Display
XDR
iPadシリーズ
iPad Pro
M1以降
USB 4ポート

DisplayPort 1.4規格対応
iPad Air
M1以降
iPad mini 6以降USB 3.1 Gen 2ポート

DisplayPort 1.2規格対応
iPad 無印
第10世代

Apple製品別おすすめケーブル

DisplayPortコネクタ別おすすめケーブル8選

それではここまでの解説を踏まえたうえで、バージョン別やコネクタ別におすすめを紹介していく。

DisplayPort to DisplayPortケーブルのおすすめ4選

DisplayPortコネクタケーブル

DisplayPort 2.1 DP40ケーブル

Cable Matters DisplayPort DP40ケーブル

モデル:Cable Matters
コネクタ:DP to DP 2.1
伝送方向:双方向
最大映像出力:8K 60Hz
最大転送速度:40Gbps
ケーブル長さ:1m/2m
参考価格:1,499〜1,599円
保証期間:30日
利用者の口コミをみる

バージョン2.1のDisplayPortケーブルは、サンワサプライやエレコムを確認したところ、まだ日本メーカーからは販売されていない模様。
Cable Mattersは米国のパソコン周辺機器メーカー。
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Cable Matters DisplayPort 1.4ケーブル

Cable Matters DisplayPort 1.4ケーブル

モデル:Cable Matters
コネクタ:DP to DP 1.4
伝送方向:双方向
最大映像出力:8K 60Hz
最大転送速度:32.4Gbps
ケーブル長さ
0.9m/1.8m/3m/4.9m
参考価格:999〜2,199円
保証期間:永久保証付き
利用者の口コミをみる

バージョン1.4は日本メーカーからも販売されているが、価格が倍くらいするため、先ほどと同じVESA認証を取得しているCable Mattersが安くておすすめ。
永久保証付きなので、一本買っておけば同バージョンの買い替えが必要なくなる。
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Silkland DisplayPort 1.4ケーブル

Silkland DisplayPort1.4ケーブル

モデル:Silkland
コネクタ:DP to DP 1.4
伝送方向:双方向
最大映像出力:8K 60Hz
最大転送速度:32.4Gbps
ケーブル長さ
1m/2m/3m/5m
参考価格:999〜1,999円
保証期間:永久保証付き
利用者の口コミをみる

Silklandは、中国・深センに本社を置くケーブルメーカー。
Cable Mattersと同じく、永久保証が付いており、価格も同じくらいかつVESA認証も取得済みなので、そのとき安い方を買っておけば良いだろう。
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DisplayPort 1.2ケーブル

BENFEI DisplayPort1.2ケーブル

モデル:BENFEI
コネクタ:DP to DP 1.2
伝送方向:双方向
最大映像出力:4K 60Hz
最大転送速度:21.6Gbps
ケーブルの長さ
0.9m/1.8m/3m/4.5m
参考価格:999〜1,499円
保証期間:18ヶ月
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商品タイトルと実際の性能が違うため怪しいところだが、VESA認証は取得していたので品質に問題はないだろう。
保証期間も十分あり、価格は一番安い。
4K60Hzの外部モニター1台でよければこれでいいかも?
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USB-C→DisplayPort 単方向ケーブルのおすすめ3選

USB-C to DisplayPort単方向ケーブル

USB-C×DisplayPortケーブルは、USB-C側はThunderbolt 4対応、DisplayPort側はバージョン1.4以上に対応しているものから選ぼう。
Thunderbolt 4と同等の性能を持つのがDisplayPort 1.4以降になるためだ。

2024年6月時点
日本のECサイトで購入できるUSB-C→DisplayPortケーブルでVESA認定を取得しているものはない。

UGREEN Thunderbolt 4→DisplayPort 2.1 DP40 単方向変換ケーブル

UGREEN USB-C to DisplayPort2.1ケーブル

モデル:UGREEN DP40
コネクタ:TB4→DP2.1
伝送方向:単方向
最大映像出力:16K 30Hz
最大転送速度:40Gbps
ケーブル長さ:1m/2m
参考価格:2,899〜3,299円
保証期間:24ヶ月
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Thunderbolt 4規格ともっともバランスが取れたDisplayPort 2.1 DP40。
この規格に対応しているもの自体まだ少なく、中でもまともなのはこれくらいだ。
3,000円超えはやや高いが、2年間の保証付きも考慮すると妥当だろう。

UGREEN Thunderbolt 4→DisplayPort 1.4 単方向変換ケーブル

UGREEN USB-C to DisplayPort1.4ケーブル

モデル:UGREEN DP20
コネクタ:TB4→DP1.4
伝送方向:単方向
最大映像出力:8K 60Hz
最大転送速度:32.4Gbps
ケーブル長さ:1m/2m/3m
参考価格:2,199〜2,699円
保証期間:24ヶ月
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先ほどと同じUGREENのバージョン違い。
Apple製品×4K 60Hzなどの通常使用ならこれで十分。
バージョン2.1よりやや安いため、コスパと性能は一番良い。

Cable Matters Thunderbolt 4→DisplayPort 1.4 単方向変換ケーブル

Cable Matters USB-C to DisplayPortケーブル

モデル:Cable Matters
コネクタ:TB4→DP1.4
伝送方向:単方向
最大映像出力:8K 60Hz
最大転送速度:32.4Gbps
ケーブル長さ:1.8m
参考価格:2,499円
保証期間:1年間
利用者の口コミをみる

お馴染みのCable Mattersのもの。
UGREENのものと価格差がないため、その時安い方を買っておけば良いだろう。

USB-C⇄DisplayPort 双方向ケーブル(基本非推奨)

DisplayPort to USB-C双方向ケーブル

双方向ケーブルは、DisplayPortからUSB-Cへ送信したい場合の選択肢だ。
前述したように、DisplayPortからUSB-Cへの単方向ケーブルは存在しないため、現状双方向ケーブルを使用する必要がある。

ただし双方向ケーブルは高価なうえ、規格の複雑さから不具合も起きやすく、あまり市場に出回っていない。

つまりDisplayPortからの変換は基本的に非推奨であり、HDMIやUSB-Cで代替できるのであれば、そちらがおすすめだ。

2024年6月時点
日本のECサイトで購入できるUSB-C⇄DisplayPortケーブルでVESA認定を取得しているものはない。

USB 4⇄DisplayPort 2.1 双方向変換ケーブル

MOSHOU USB-C to DisplayPort 双方向ケーブル

モデル:MOSHOU
コネクタ:USB4DP2.1
伝送方向:双方向
最大映像出力:16K 30Hz
最大転送速度:40Gbps
ケーブル長さ:1/2/3m
参考価格:2,499〜2,999円
保証期間:30日間
利用者の口コミをみる

MOSHOUは中国メーカー。
DisplayPort 2.1に対応している双方向ケーブルはこれくらいしか見つからなかった…。
ただレビューに不具合も記載されているため、印象は良くない。

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USB 3.2⇄DisplayPort 1.4 双方向変換ケーブル

サンワサプライ USB-C to DisplayPort双方向変換ケーブル

モデル:サンワサプライDP
コネクタ:USB 3.2⇄DP 1.4
伝送方向:双方向
最大映像出力:4K 60Hz
最大転送速度:20Gbps
ケーブル長さ:1m/1.5m
参考価格:4,900〜5,173円
保証期間:6ヶ月
利用者の口コミをみる

日本メーカーのサンワサプライ。
めちゃくちゃ高いうえに、不具合報告も多数上がっており個人的に非推奨だが、それでもバージョン1.4に対応した中だと他にまともな選択肢がない。

Thunderbolt 3⇄DisplayPort 1.2 双方向変換ケーブル

AmazonBasics USB-C to DisplayPortケーブル

モデル:Amazon Basics
コネクタ:TB3⇄DP 1.2
伝送方向:双方向
最大映像出力:4K 60Hz
最大転送速度:21.6Gbps
ケーブル長さ:1.8m
参考価格:1,651円
保証期間:1年間
利用者の口コミをみる

DisplayPortからUSB-Cへ送信したい場合とは、モバイルモニターまたはデスクトップPCからがほとんどだと思う。
4K 60Hz出力でよければ、これが一番安価でおすすめ。

HDMI→DisplayPort変換ケーブルのおすすめはこれ

HDMI to DisplayPortケーブル

HDMI→DisplayPort(HDMIからDisplayPortへ送信)ケーブルは、HDMI規格「2.0以上」DisplayPort「1.4以上」のものから選ぼう。

注意点として、DisplayPort→HDMIケーブル(DisplayPortからHDMIへ送信)も形状はまったく同じかつ、市場に出回っている99%はこちらのケーブルなので、商品説明から見分ける必要がある。

DisplayPortからHDMIへの変換は、信号変換が必要なため不具合が起きやすく、基本非推奨

2024年6月時点
日本のECサイトで購入できるHDMI→DisplayPort変換ケーブルでVESA認定を取得しているものはない。

BENFEI HDMI2.0 to DisplayPort1.4ケーブル

モデル:BENFEI
コネクタ:HDMI2.0→DP 1.4
伝送方向:単方向
最大映像出力:4K 60Hz
最大転送速度:18Gbps
ケーブル長さ:1.8m
参考価格:2,899円
保証期間:18ヶ月
利用者の口コミをみる

USB-Aコネクタもおまけで付いてくるが、Amazonで探した限りだとこれしか見つからなかった。
4K60Hzまでしか出力できないことだけ注意しよう。

DisplayPortケーブルによくある質問

DisplayPortケーブルの長さはどのくらいがいいの?

バージョン1.4と2.1:5m以内

バージョン1.2:3m以内

USB-C to DisplayPort:1m以内が望ましい

HDMI to DisplayPort:3m以内

DisplayPortケーブルの規格の確認方法は?

一部のケーブルはコネクタや被覆部に印字されているが、基本は製品情報から確認するしかない。

ゲーミング(フルHD 240Hz)におすすめのDPケーブルは?

DisplayPort to DisplayPort:「バージョン 1.2」で十分

USB-C to DisplayPort:バージョン 1.2対応の双方向ケーブル

HDMI to DisplayPort:HDMI2.0→DisplayPort 1.4変換ケーブル

DisplayPort変換アダプタはどうなの?

おすすめしない。

DisplayPortから「USB-CまたはHDMI」に変換できるアダプタも多数販売されているが、前述したとおり、どちらも信号が異なるため、DisplayPort(大)から両者(小)への変換は不具合が起きやすい…。

逆にUSB-CやHDMI(小)からDisplayPort(大)への送信(一方通行)であれば、データの通る道幅が広いため問題ないというイメージだ。

DisplayPortは音声に対応していないこともあるの?

バージョン1.1までは音声出力がオプションだったため、映像しか移せないケーブルが混在していた。

しかしバージョン1.2以降から音声出力も必須項目になっているので、気にしなくてOK。

結論:DisplayPortケーブルはバージョン1.4以降がおすすめ

以上、DisplayPortケーブルの違いや選び方を解説した。

DisplayPortは映像出力に特化した規格なので、USB-Cと比べると選びやすい。

それでもやや複雑なところはあるため、当記事の解説がお役に立てば幸いだ。

DisplayPortケーブルのおすすめ一覧

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DisplayPortケーブルの違いと選び方

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